2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22423B04)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
学校外観 教室の様子1 教室の様子2 教室の様子2 教室の様子2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

サン・マルティン・デ・ポーレス小学校

3)任地( サンティアゴ県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

創立45年を超えるカトリック系の小学校。授業は午前・午後の2部制で、5歳(年長クラス)から13歳(中等1年)までの児童約1200人が学んでいる。在籍職員数は42名。1クラスには約40名の児童が在籍し、各クラスに3~4名程度、学習に遅れがあり特別な指導や配慮が必要な児童が在籍している。学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)等の診断が出ている児童もいるが、多くは診断が出ていない。取り出し授業や補習等はほぼ実施されておらず、学習に困難を抱える児童に対応しきれていない。2024年5月まで、障害児・者支援職種で隊員が活動中だが、通常クラスの授業の質向上のため今回から職種変更となった。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当任国ではインクルーシブ教育が推進されており、障害のある児童が通常学級に通っている。しかし、40名程度の児童に対して教員1名で授業実施しており、特別な配慮や支援が必要な児童にうまく対応できていない。また、学習に困難のある生徒が安易に「学習障害」と判断されがちであるが、指導方法によって改善できる点がある。コロナ禍でのオンライン授業により、学習内容についていけない児童が増えている状況に対応するため、授業の質向上及び学習支援が必要な児童に対する補習授業を実施していきたいと考えている。特に、小学部(1-6年生)の算数基礎能力の改善を進めたいと考えているが、効率的な指導方法についての知識を持つ同僚が少なく実践が難しいため、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚教員と協働して、特に小学1年~6年生の算数授業において、以下の活動を行います。
1. 同僚教員の授業に参加し、授業実施について助言、指導を行う。
また、必要に応じて支援が必要な児童数名に対し直接サポートする。
2. 同僚教員対して隊員が模擬授業を実施し、指導を行う。
また、 同僚教員に向けて、学級運営、授業づくりなどに関する定期的な研修会を行う。
3. 児童個々に合わせた教材研究をし、同僚と協力して教材作成を行う。
4. 可能であれば、支援が必要な児童に対する少人数補習授業(個別授業/最大3名程度の集団授業)を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、机、その他教材等必要物品

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】教員数42名。 校長:50代、女性。
カウンターパート:教育主任2名(40代、女性、経験28年及び5年)、心理士1名(30代、男性、経験11年)、小学部の教員計21名。
【生徒】小学部生徒約800名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:実践的な指導ができると望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】