要請番号(JL22424A12)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
科学技術高等教育省
2)配属機関名(日本語)
サントドミンゴ自治大学(UASD)
3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるサントドミンゴ自治大学は、1538年創立の南北アメリカ地域で最も古く、聖トマス・アクィナス大学を一つの前身とする大学である。当国で唯一の国立総合大学で9学部114学科(人文学、理学、社会経済学、獣医・農学、政治・法学、建築工学、医学、芸術学、教育学)からなり、社会人にも広く門戸を開放している。また、全国にある分校を含めると、正規の登録学生数は約12万人を数える。貧富の差の激しい社会環境の中、各自の経済状況に左右されることなく、向学心のある学生に平等に教育の機会を与えるという使命を果たしている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先となる同大学では、体育の教員養成課程の履修科目として武道を導入しており、その中で空手の授業を行っている。週末には同大学の空手場を利用して地域の人々が無料で参加できる空手教室を実施している他、地方にも出張し空手教室を行っており、幅広い年齢層・レベルの参加者がいる。配属先に所属する指導者は有段者であり、技術的な指導についてはそれほど課題を抱えていないが、空手発祥の国である日本の隊員から技術だけでなく武道の精神や規律、礼儀、文化などを学び、より良い指導について互いに模索したいとのことで本要請に至った。活動は型・組手両方の指導が予定されているが、大学の授業で初心者への指導がメインとなるため、それほど高い技術レベルは求められていない。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力して、以下の活動を実施する。
・大学の武道の授業受講者(初心者)に対して基本的な技術指導を行う。(平日日中)
・週末に配属先空手場で行われる地域の空手愛好家(6歳~)への指導行う。
・地方に出張し空手道の指導を行う。
・年に1度開催される大学間の競技会およびトーナメント戦の運営補助。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
空手場2面(約9m×9m、約7m×7m、マット)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先指導者(ボランティア):男性4名(5~6段)
活動対象者:
大学の授業受講者約35名(初心者)
首都及び地方の空手愛好家約80名(初心者~有段者、年齢は6歳から大人まで)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(空手道三段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)3年以上 備考:指導を行う上で必要
[参考情報]:
・指導者、空手教室参加者の大半が和道流
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先指導者および週末の空手教室参加者のほとんどが和道流のため、和道流の経験者をより歓迎。型のみの指導でも可だが、組手ができれば望ましい。