要請番号(JL22425B02)


・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
プンタ・カナ文化芸術振興財団(FUNEYCA)
N
3)任地( ラ・アルタグラシア県イグエイ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、経済的・社会的に弱い立場にある子どもたちに文化や芸術へのアクセスを提供したいというニーズを基に、2021年に設立された非営利団体である。ベネズエラの音楽教育プログラム「エル・システマ(El Sistema)」の理念に則り、約15名の教員が約250名の子どもたちに楽器演奏や合唱を教え、音楽を通じてすべての子どもが安心して学び、成長できる環境を提供している。地域の公立学校を訪問し、音楽教育の普及と低所得層の子どもたちの参加促進にも積極的に取り組んでいる。2025年の予算は約600万ペソ(約1500万円)で、地元企業や国際協力団体による資金援助や物品提供を受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
地域の人口増加と文化的ニーズの高まりにより、オーケストラでの音楽学習を希望する子どもが増えているが、配属先には楽器や指揮を教えられる人材が不足している。そこで隊員を要請し、教員の育成と生徒への直接指導を通じて、教育の質を高めるとともに、日本の文化や習慣(美徳)も取り入れた音楽活動の発展を目指したいと考えている。特に、子どもたちの創造力や協調性を育む音楽教育の価値を地域に広げることが期待されている。
(活動時間:平日午前中:調整会議、授業準備、午後:授業3:30~6:30、土曜日:9:00~13:00、代休あり)
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先関係者と共に以下の活動を行う。
1.教員研修の実施(教授法、授業計画、カリキュラム構成、参加型の指導法、評価方法など)
2.弦楽器(バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス)および管楽器(フルート、クラリネット、トランペット、トロンボーンなど)のうち一つ以上について、7~18歳までの生徒に対して理論と実技の授業の実施
3. 生徒のレベルやニーズに応じた音楽理論の指導の支援
4.オーケストラや合奏の個別およびグループ練習の指導
5.日本のクラシック音楽教育の経験に基づいた教材開発
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
6教室(個別指導用)、約200の楽器(弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽/(うちヴァイオリン11丁、チェロ3丁、フルート4本、サックス6本、トランペット2本、トロンボーン1本))、インターネット、机
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】・配属先代表::女性
・教員:約15名(職員、地域ボランティア含む)
・カウンターパート:男性、30歳代、実務経験20年、指導経験12年
【活動対象者】
・7~18歳の児童・生徒:約250名、男女とも
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)音楽 備考:同僚と同等の学歴が必要なため
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:オーケストラ指導が求められるため
[汎用経験]:
・弦楽器の指導経験
・管楽器の指導経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先HP
住居は原則ホームステイ
停電や断水が頻繁に発生することがある(終日の停電、断水はまれ)