要請番号(JL22425B03)

・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
サン・マルティン・デ・ポーレス技術学校
3)任地( サンティアゴ県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は 1972 年 に設立されたカトリック系の小中学校で、 教師は44 名、生徒 1,126名(2025年)が在籍している。他者への配慮と謙虚さを育むインクルーシブ教育を実践している。授業は午前と午後の二部制に分かれ、就学前児と1~8年生までの児童・生徒を対象に行われている。6年生以上には技術コースがあり、地域の女性に手工芸を教えるコースもある。2025年の予算は約280万ペソ(約670万円)で、カトリック系ボランティア団体の協力もある。過去に複数の隊員が教員指導や授業支援等を行っていたが、直近では、障害児・者支援隊員が2024年5月まで活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、特に、算数の指導方法の強化が課題とされている。全教科の中で算数の成績が最も低い状態で、授業中や家庭学習において、児童の自信や意欲の著しい低下があると懸念されている。また、児童が授業に集中できないことが多く、授業規律の改善にも取り組んでいる。教育省の新しいプログラムは、以前のものに比べて理論的な内容が豊富にはなったが、基礎基本的な内容が不足しているため、児童の知識の定着が困難になっていると考えられている。また、児童の興味関心を引く教材も不足している。隊員には、教員の授業を観察し、算数の指導方法の改善点を見つけ、よりよい指導法を提案してほしいとしている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚と共に、特に算数に特化した以下の活動を行う。
1.授業観察および指導方法の改善に関する助言・提案
2.算数の授業で求めらるよりよい教材の作成
3.教員研修の実施(毎月:指導技術の開発/疑問点の解消/よりよい指導方法に関する話し合いなど)
4.単独または他の教員と共に算数の模範授業の実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、机、教材作成用消耗品
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
・校長:女性
・カウンターパート:女性2名、30歳代、経験5年
・小学校1~6年生までの担当教員23名(各学年に4名、5年生は3名)
【活動対象者】
・児童約750名:1~6年生、男女とも
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等の学歴が必要なため
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:授業実施が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(18~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先HPなし
住居は原則ホームステイ
停電や断水が頻繁に発生することがある(終日の停電、断水はまれ)