要請番号(JL22425B04)


2代目
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
全国視覚障害者協会
N
3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1964年に視覚障害者の包括的なリハビリテーションを目的として設立された非営利団体であり、自立訓練(生活面、心身面、就業のための技術習得)を実施している。教育及び職業訓練の学校(点字、デジタル機器操作、英語、音楽、マッサージ等)、総合及び眼科診療所も運営し、地方2都市に支部がある。。国内外からの支援があり、日本政府「草の根・人間の安全保障無償資金協力」による付属治療院建設等の協力実績あり。初代隊員は2000年に派遣され、空白期間もあるが隊員4名が派遣されてきた。4代目となる前任者は2025年7月まで活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先のマッサージ学校には、2021年から鍼灸マッサージ師隊員が2代継続して派遣されており、指圧を主とした日本のマッサージ技術を指導してきている。訓練修了者が従事する付属治療施設の評判も高く、配属先では支部も含めた訓練内容の強化と新しい手技、及び当国で主流のオイルマッサージにおける日本式手法、指導者不足の対応として育成にも取り組むため教育的要素(指導法等)、の導入を図りたいとして隊員による継続した協力が求められた。現在は実習が主であるが、施術するマッサージ技術の理解深化のため、解剖学等の理論指導の必要性も理解している。当国では視覚障害者は鍼治療に携わらないため、協力隊員が鍼を扱うことはない。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
訓練施設(支部も含めた3都市)において、同僚と共に以下の活動を行う。(支部には指導者が不在のため、巡回指導(月3回程度)では隊員単独で受講生に指導する。)
1) 受講生及び指導者への日本のマッサージ技術の指導
2) 配属先の医師と共に、指導者や受講生へのマッサージ技術理解のための解剖学の指導
3) 指導者育成プログラムの企画と運営への助言と参画、および受講生の中から指導者候補の見極め
4) 指導内容のマニュアル(テクニカルガイド)の作成支援
※マッサージ学校は受講期間1年(夏季及び年末年始休暇があり、実質約10か月)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般事務機器、マッサージ台、ストレッチャー、人体骨格模型、マッサージ指導マニュアル(点字)、マッサージ用消耗品
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】(配属先職員総数は約90名)
・隊員受入責任者(マッサージ学校責任者):女性、50歳代
・マッサージ指導者: 男性、40歳代、学士、全盲者、指導経験7年 、非常勤(週2回勤務)
【活動対象者】受講者(視覚障害者) :3都市で男女約50名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(あん摩マッサージ指圧師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実習指導が求められているため
(指導経験)2年以上 備考:指導者育成が求められているため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先HP(PNC)
住居は原則ホームステイ
停電や断水が頻繁に発生することがある(終日の停電、断水はまれ)