【配属機関概要】

3）任地（ カバーニャス県イロバスコ市 ） JICA事務所の所在地（ サンサルバドル市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は同国西部のサンタアナ市に本校を持つエルサルバドル・カトリック大学の一部門として、2009年に設立された。教育省が地域の産業発展のための人材育成を目的として進めている「高等技術学習における斬新的教育モデルMEGATEC」の実施・運営管理機関としての役割も担っている。MEGATECの課程(日本の高等専門学校、短大にあたる)として食品学課と観光学科のコースを開講し、地域人材育成を行っている。配属先の年間予算は200万米国ドル、うち50%は教育省から助成を受けている。同配属先では、2013年から2015年にシニア隊員(食品衛生)が活動を行った。

【要請概要】

1）要請理由・背景

今回要請の上がった本配属先観光学科では、特に地域における産業発展に向けた人材育成に取り組んでいる。学生に対して同国及び中米文化、ホテル・レストラン接客サービス、観光イベント企画、観光案内、英語など観光に関係する様々な講義や演習が行われている。 日本のおもてなし精神(ホスピタリティ)や規律については、以前本配属先で活動したシニア隊員や、系列校で以前活動を行った隊員等を通じて認知されており、学生に対する接客サービスに関する講義や演習、教員向けの同ワークショップ、現行行われているカリキュラムや授業についての助言を受け、人材育成を更に強化したいとして、本要請が上がった。尚、同市では同国国家小零細企業庁とJICAによる一村一品運動の取り組みも盛んであり、その連携による地域経済活性化に向けた観光開発に関わる可能性もある。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.学生を対象とした日本文化やおもてなし(ホスピタリティ)に関する講義や接客サービス演習を行う。
2.ホテル・レストランサービスの向上に向け、同僚教員向けのワークショップや生徒向けの実技演習を企画、実施する。
3.同僚教員へカリキュラムや授業についての助言を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、PC(HP)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
観光学科長(40代女性)、観光学科同僚教員10名(23～42歳、女性6名、男性4名)

活動対象者:
学生約400名 (17～22歳 男女半数ずつ)
観光学科同僚教員10名(23～42歳、女性6名、男性4名)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・ホテル業界での実務経験

【地域概況】

【特記事項】

住居は原則としてホームステイとなる。