要請番号(JL22723A12)
募集終了
| ・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育科学技術省
2)配属機関名(日本語)
ホセ・シメオン・カーニャス中米大学付属語学学校(UCA)
3)任地( ラリベルタ県アンティグオクスカトラン市 ) JICA事務所の所在地( サンサルバドル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
中米大学は1965年に創立された同国最大規模を誇るカトリック系の私立大学で、人文社会学部、経済経営学部、建築工学部などに5,000人以上の学生が在籍している。配属先となる同大学付属語学学校では英語、日本語、仏語、外国人向けのスペイン語、現地語であるナウア語講座が実施されており、在学生、同大学の卒業生や一般住民にも開放されている。2022年度の大学全体での年間予算は約2,255万USドル。2018年には日本経済大学と学術協定を締結している。2014年1月から2016年1月まで、日本語教育隊員が活動を行っており、現在ではエルサルバドル国立大学配属の隊員が同配属先でも活動を展開している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では日本語教師の養成機関がないため、教授法及び自己学習のテクニックについての初めての研修が2018年に行われたが、配属先としてはそれだけでは不十分であると認識している。そのため、現地教師のレベルアップ、指導プログラムの見直しなどで支援を得たいとして、本要請となった。
また、以前は日本語の学習希望者が増加傾向であり、2018年には日本語能力試験も開始されたが、コロナ禍の影響で2019年に570人程登録されていた日本語の学生が2022年には約280人へと半減した。そのため、文化紹介等のイベントを実施することで日本文化に興味を持つ人が増え、生徒数が再び増加することにも期待している。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚と協力して次の活動を行う。
1.現地教師に対し教授法に関するアドバイスを行う。
2.現地教師に対し日本語運用能力向上への協力を行う。
3指導プログラム・教材の見直しにかかる支援を行う。
4.日本語能力試験(JLPT)対策支援を行う。
5.日本文化紹介等のイベントを企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、椅子、パソコン、共有スキャナー、使用教科書『みんなの日本語』(これから開講するクラスは『まるごと』 )、『中級へ行こう』、『Basic漢字』、など
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート(40代、男性、 日本語教師経験11年)
他の同僚教師10名(男性6名、女性5名、22歳~42歳、日本語教師経験1年~11年、訪日研修受講者3名)
日本語受講者約260名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教師へ助言するため
[参考情報]:
・『まるごと』を使って教えた経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(14~31℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイを基本とするが、アパートとなる可能性もあり。
