2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22725B05)

国名
エルサルバドル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育科学技術省

2)配属機関名(日本語)

国立盲学校エウヘニア・ビウダ・デ・ドゥエニャス

3)任地( サンサルバドル県サンサルバドル区 ) JICA事務所の所在地( 中央サンサルバドル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、エルサルバドル国内唯一の国立盲学校であり、現在10名の教員のもと66名の生徒たちが在籍している。全盲・弱視などの視覚障害児の他、重複障害や自閉症の児童が混在している。そのため、障害のレベルに合わせた個別対応と多様な教材作成に取り組んでいる。教育科学技術省は、教育の包括的支援として障害者に意義のある学習方法や、教育の質の向上を目指している一方で、現場レベルでの教師に対する指導技術や適切な教材の利用については、明確な対応がなされていない状態である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、エルサルバドル国内唯一の国立盲学校であるため、全国からの入学希望者が多く、生徒の中には全盲・弱視などの視覚障害児の他、重複障害児や自閉症の児童が多く混在している。しかしながら、教員の正しい知識や技術指導が不足している点に加え、多様な障害レベルに沿った学習スタイルや教材の提供が十分に出来ていない状況にある。これらを支援するため、2024年8月から海外協力隊が活動しており、引き続き現場経験を持つ海外協力隊の継続的な技術支援が求めらている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

現状と課題を整理しながら、配属先の同僚と共に、以下の活動に取り組む。
1.数学、科学、社会、点字読書、空間認識分野における課題抽出と改善点の提案。
2.数学、科学、社会、点字読書、空間認識分野に関する教材の作成および助言。
3.個別指導を通して、教員への効果的な指導方法について支援する。
4.海外協力隊の得意分野や経験を活かした活動の提案と導入。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、事務机、PC、点字機器

4)配属先同僚及び活動対象者

スーパーバイザー兼カウンターパート:校長 女性 50代
同僚10名:副校長、教務主任、幼稚部主任、1年A(小1~3)担任、1年B(小1~3)担任、2年(小4~6)担任、3年(中1~3)担任、統合教室担任、特進クラス支援員
活動対象者:学校内の生徒66名(男子生徒44名、女子生徒22名)、学校教員

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:教員への指導が含まれるため

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

 ・特別支援学級での活動経験

[参考情報]:

 ・視覚障害者を対象とした活動経験必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(14~31℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は基本ホームステイとする。