2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23321A04)
募集終了

国名
グアテマラ
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

キチェ県教育事務所

3)任地( キチェ県ホヤバフ市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

教育省に属する各県に設置された県教育事務所は、県内の教育行政の責任を有する。実際の活動先となるのは、県教育事務所の出先機関であるホヤバフ市の教育学区長事務所となり、同市の教育全般に関する問題の解決や教育システムの円滑な運営に取り組んでいる。同教育学区事務所では栄養士隊員(2016年6月~2018年6月)が活動、また2018年12月まで米国平和部隊のボランティアが1名活動していた。職員は7名。なお、同市教育学区長事務所には自由裁量で使用できる予算はなく、県事務所から支給される物資や、NGOや財団からの支援にて運営されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

グアテマラ国では、栄養失調児童削減のための政策として、全国の公立小学校に軽食を提供する予算が各教育県事務所に配分され、2018年からは増額された。しかしながら、学校関係者の栄養に関する知識は限定的であり、炭酸飲料や炭水化物に偏った食べ物が子どもたちに提供されている。健全な成長を促すためには、よりバランスのとれた栄養価の高い食事が必要である。前任隊員は、地域の小学校15か所および12コミュニティにおいて栄養教育や、身長・体重等のデータに基づく介入を行い、徐々に成果が見え始めてきた。任地の栄養失調児削減のためには前任の活動を継続し、活動範囲も広げて行く必要があり、本要請に至った。2代目の栄養士隊員として、前任の活動成果を理解し継承するとともに、改善・拡大することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先管轄区域内の小学校やコミュニティを巡回しながら、主に以下の活動を行う。
1. 各校の軽食の現状を把握し、県教育事務所の予算、また支給される物資・食材で可能なメニュー改善方法を提案する。
2. 対象小学校児童の身長・体重測定を行い、データに基づいた食育を行う。
3. 女性グループに対して低コストで調達可能な食材を利用した料理教室を開催する。
4. 学校関係者に対して栄養教育を実施し、隊員帰国後も持続可能な食育できるよう環境整備の支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:コーディネーター男性、50代、教員(CP)
職員7名(コーディネーター4名、調理担当2名、秘書1名)

活動対象者:小学校12校の教員、生徒、および周辺コミュニティ。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(5~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイとなる。