【配属機関概要】

3）任地（ ソロラ県ソロラ市 ） JICA事務所の所在地（ グアテマラシティ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ バス で 約 3.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

職業訓練庁(インテカップ)は、国の機関であり運営資金は独自で賄っている。組織の目的は、職業人の育成と訓練を行い、民間企業の生産性向上と国の発展に寄与する事である。官民双方の介入があり、農牧・工業・商業・サービス分野に於いて研修を実施している。国内ほぼ全域に25の技術向上センターと8箇所の出張所があり、現在5S運動を実施中。年間の予算は9千5百万米ドル。これまでに西部・首都などの技術向上センターに品質管理・冷凍機器・美容師などの隊員長・短期を含め16名の派遣実績がある。ソロラ校HP https://www.intecap.edu.gt/centros/centrosolola/

【要請概要】

1）要請理由・背景

職業訓練庁(インテカップ)ソロラ校は自動車整備科、調理科、製菓製パン科、電気科、美容科、縫製仕立科、情報処理科等11のコースに分かれており、今回の要請は自動車整備科の指導員と研修者の技術向上を求めて上がったもの。 市内には多くのトヨタ、日産、日野、スズキの車種を取り扱う整備工場や販売店があり、職業訓練庁はそれら企業からの要望に応える責務がある。各企業にはこれまでの、自動車コースを修了した者が勤務をしており、継続的な技術向上の為の支援が求められている。取り扱い車両の大半が日本車が占めている現状を受け、現在のコースカリキュラムへの提案も求められている。実習用の車両あり。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.自動車整備科コースへ現地の現状に合った支援、指導員への指導
2.指導員が研修者へ実施する指導方法についての助言・改善提案
3.実習指導・実習計画の策定
4.診断技術の伝授
活動場所は職業訓練庁(インテカップ)ソロラ校内
指導の中心は主に乗用車(ガソリン、ディーゼル車。日本車が主)、ピックアップトラック。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務機器、PC(インターネット接続)、ベンドパック社製リフト、FullMark社製ドリルLGA-250、DE
LORENZO社製ガソリンエンジン練習モデルDL-DM301等

4）配属先同僚及び活動対象者

同僚(指導対象) 指導員4名
研修者(男女)80名(1年生40名、2年生40名)
年 齢 16歳～36歳
技術レベル 経験年数は様々、工業高校卒程度

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

住居はホームステイ。 当国隊員の活動の様子は以下を参照。
https://www.jica.go.jp/guatemala/office/activities/kyoryoku/index.html