2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23321A17)
募集終了

国名
グアテマラ
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

アルタベラパス県教育事務所

3)任地( アルタベラパス県コバン市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は県内17市を管理する教育学区長を統括し、教育効率・効果の向上に努めている。現在は他国からの支援は無い。技術協力プロジェクト「前期中等数学科教育の質改善」(2017年1月~2019年7月)が実施されていた。同県内にはこれまで小学校教育、看護師、スポーツ等の隊員が派遣された実績がある。技術協力プロジェクトの成果(教科書等)を更に発展させるためJICA海外協力隊を戦略的に派遣している。参考 教育省HP http://www.mineduc.gob.gt/portal/index.asp

【要請概要】

1)要請理由・背景

教育省では技プロの成果として作成された国定教科書・指導書「グアテマティカ」の普及・定着を目指しているが、中等教育においては国定教科書が配布されたばかりで、依然として教師主導型の数学教育が行われていることが課題となっている。同国では教員免許が必要ないため、専門的な知識を持っていない教員が多く、また中等数学のカリキュラムは日本と比べても内容が難しいため、カリキュラム内容を理解できていない教員が大半である。
配属先は他県で活動していた教育系隊員の活動や成果を高く評価しており、同県でも数学科指導の質向上のため、教員が配布中の教科書を適切に使えるよう期待され新規の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. モデル校の授業を視察し、学習者主体の授業改善のための指導・助言を行う。
2. 教科知識のスキル向上のため、教員対象の研修会を定期的に行う。
3. 国定教科書の普及・活用を改善する。
4. モデル校全体の教員の授業力を向上させる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板や机、イス、パソコン、プリンター、プロジェクター等 ただし、全ての学校に一律には配備されてはいない。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長:男性、学士(言語学) 経験17年
同 僚 :カウンターパート :女性、 学士(教育)
副:男性
対象者 :地元教師60名男女 25歳~45歳

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
    (小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス、学部不問

[経験]:(教員経験)5年以上 備考:現場教師へ指導するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

各校の教師は黒板の使い方や授業の進め方について問題が指摘されている。技術レベルに関し、小数や分数の計算ができない教員が散見される。
住居はホームステイ。