要請番号(JL23324B01)
募集終了



・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働社会保障省
2)配属機関名(日本語)
職業訓練庁(インテカップ)コバン校
3)任地( アルタベラパス県コバン市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
職業訓練庁は地方に出向機関を有した国の機関であり、運営資金を独自で賄っている。組織の目的は、職業人の育成と訓練を行い、民間企業の生産性向上と国の発展に寄与することである。官民双方の協力で運営され、農牧・工業、商業・サービス分野での研修を実施している。国内に28箇所の技術向上センターと5箇所の地方支所がある。1989年から西部や首都などの技術向上センターに冷凍機器、品質管理、美容師、自動車整備などの隊員を派遣しており、長期・短期を含め20名の派遣実績がある。コバン校は昨年創立25周年を迎え、2027年を目途に近隣に広大な新校舎を設立予定。2025年1月までソロラ校で自動車整備隊員が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
職業訓練庁(インテカップ)コバン校は自動車整備科、調理科、製菓製パン科、電気科、美容科、縫製仕立科、情報処理科など多彩なコースを備えている。自動車整備科では、短いコースで300~500時間、長いコースで1500時間(2年以上)の研修が提供されている。グアテマラ国内には日本車を取り扱う販売店や整備工場が多く、職業訓練庁はそれらの企業からの要望にも応える責務がある。各企業にはコース修了者たちが勤務しており、技術向上への継続的なサポートが求められているが、コースでは車両の構造・作動を十分理解しないまま経験に基づいた指導を行っているケースもあり、隊員の支援によって研修レベルの向上を図るべく本要請が出された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
隊員は自動車整備科にて現地の実情に合った形で以下の支援を行う。
1. 指導員に対して、指導方法についての助言
2. コースの多様化に向けたカリキュラムの提案
3. 自動車関連の企業への技術支援に関する助言
4. 指導用の各種機械のメンテナンスや操作技術に関する知識の共有
*指導の中心は主に乗用車(ガソリン、ディーゼル車。日本車が主)、ピックアップトラック。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、事務用品、PC、コピー機、リフト、教育用ベンチエンジン(トヨタZRエンジン・ガソリン/ディーゼル)、ブレーキ用旋盤、ホイールバランサー、他
4)配属先同僚及び活動対象者
・同僚(指導対象):自動車整備コースの指導員(男性6名、20代から50代)
・研修生(約100名、主に20代から30代、工業高校卒業レベル)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:同僚への助言が求められるため
[参考情報]:
・二輪車や電気系統の知識があれば尚望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(12~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイを基本とする。
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