2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23922A17)
募集終了

国名
ホンジュラス
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
グループ型
区分
新規
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ラ・パス県教育事務所

3)任地( ラ・パス県ラ・パス市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ラ・パス市は、同国南西部のラ・パス県の県都で、主な産業はコーヒーやトウモロコシ、サトウキビ生産などで、人口は約5万人。ラ・パス県教育事務所は、県内19市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局から成る。同事務所には45名のスタッフが在籍しており、教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には4名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための安定的な予算は確保されていない。同県には、現在、基礎教育第1・第2サイクル(日本の小学校課程に相当)を擁する公立学校が271校登録されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、教員の不足に加え、不十分な教育カリキュラムや教材の質が低いことなどにより、教育の質が十分でない状態が続いている。特に、算数分野においては、教員自身が苦手としていたり、授業を実施するために適した知識を持っていない状況が続いており、その改善が重要な課題となっている。これまで、技術協力プロジェクト「算数/数学指導力向上プロジェクト(PROMETAM)」が計3回にわたって実施され、算数・数学の基礎教育の強化を目指し、教材の作成・改訂、新規教員育成、現職教員研修などが行われた。プロジェクト終了後も、算数教育の現場レベルにおいて、隊員による協力活動を行ってきている。同県では、現職教員による研修会チームが組織されるまでに至ったものの、同チームの教員の経験や知識はまだ十分とはいえない。同市ではこれまで3名の隊員が活動してきているが、引き続きの支援を求めて本要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

モデル小学校(2~3校)での活動を中心に、以下の活動を行う。
1.モデル小学校の教員に対し、算数授業の質の向上のため教室レベルでの学習指導技術に関する助言と支援を行う。
2.県や市の教育事務所が現職教員を対象に実施する算数教育に関する各種研修の企画・実施への支援及び研修会における教員指導、モニタリングの支援を行う。
3.類似職種の他の隊員と連携して、算数授業改善に向けた副教材作成や教員研修等の企画・実施への支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、過去の隊員が作成した教材等。(定規、分度器、コンパス等の教材は、学校に常備されていない)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚 : 県教育事務所カリキュラム・評価局スタッフ(30~50代)
活動対象者 : 活動校校長(40~50代)、小学校教員(20~50代)、生徒(小学校1年~6年生)
※活動の中心となるモデル校は、事前にホンジュラス事務所と県教育事務所との協議により決定する。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。