2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23922B08)
募集終了

国名
ホンジュラス
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

フランシスコ・モラサン県教育事務所

3)任地( フランシスコ・モラサン県オホホナ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

オホホナ市は首都テグシガルパ近郊に位置する観光地の一つで、人口は約1.2万人。フランシスコ・モラサン県教育事務所は、県内28市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局から成る。教員研修を担当する「カリキュラム・評価局」には5名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための安定的な予算は確保されていない。同市には、現在、基礎教育第1・第2・第3サイクル(日本の小中学校課程に相当)を擁する公立学校が26校登録されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、2018年から初等教育での英語教育が義務化され、小学校の教員を対象にした英語教育に関する研修を開始したが、研修制度は未だ整備されていない。このような状況下、英語教育の知識、経験に乏しい教員が授業を行っており、教員の知識向上が急務となっている。現職教員に対して授業案等を提案し、教授法の紹介等を通して、英語教育の質の向上に寄与できる人材を求めて、本要請が出された。また、同市内の中高校高等部のホテル・飲食業コースにおける英語クラスにおいて、授業内容や教材を改善するための協力も求められている。英語教育を通して、子どもたちの国際感覚を磨くとともに、自己表現やコミュニケ―ション力を養い、子どもたちの健全育成に協力する。授業に使用する教材が揃っていない環境での活動となることから、授業を展開するための創意工夫が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.教育ネットワーク(規模に応じて1~2つを担当)を活動の基盤として、各ネットワークの中核教師と共に、ネットワークから選定する活動校(1~2校)にて以下の活動を行う。①英語の授業を観察しながら、教員に対して歌やゲームを取り入れた授業案の提案をする。②身近に入手できる物を使った補助教材の作成に協力する。③教員用研修会の計画作りから実施に関するサポートを行う。④英語教育を通して、子どもたちの国際感覚を磨くとともに、自己表現やコミュニケ―ション力を養い、子どもたちの健全育成に協力する。※教育ネットワーク:地域ごとに組織された、3~10校からなる学校のネットワーク。教科毎に分科会を形成し、指導法の向上などを図っている。
2.同市内の中高校にて英語授業を観察し、教材や授業内容を改善するための協力をする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、ホワイトボード

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚 : 県教育事務所カリキュラム・評価局スタッフ(30~50代)、市教育事務所スタッフ(30~50代)
活動対象者 : 活動校校長(40~50代)、英語教員(30~50代)、生徒(小学校1年~6年生、高校1年~3年生)
※活動するネットワークや活動校は、事前にホンジュラス事務所と県・市教育事務所との協議により決定する。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:A)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(英語))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・青少年を対象とした活動経験

[参考情報]:

 ・小学生への英語教育経験(塾含む)望ましい

 ・接客業の経験があればなおよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。