2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23922B11)
募集終了

国名
ホンジュラス
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

インティブカ県教育事務所

3)任地( インティブカ県エスペランサ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

エスペランサ市は同国西部のインティブカ県の県都で標高約1700m、先住民レンカ族の地としても知られている。人口は約1.5万人。インティブカ県教育事務所は、県内16市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている教育省の機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局からなる。同事務所には50名のスタッフが在籍しており、教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には4名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のために安定的な予算は確保されていない。同県には現在、基礎教育第1・第2・第3サイクル(日本の小中学校課程に相当)を擁する公立学校が521校登録されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、2018年から初等教育での英語教育が義務化され、2015年より小学校の教員を対象にした英語教育に関する研修を開始したが、研修制度は未だ整備されていない。このような状況下、英語教育の知識、経験に乏しい教員が授業を行っており、誤った文法や発音を教えている事も多く、教員の知識向上が急務となっている。現職教員に対して授業案等を提案し、教授法の紹介等を通して、英語教育の質の向上に寄与できる人材を求めて、本要請が出された。対象は小学生が中心。英語教育を通して、子どもたちの国際感覚を磨くとともに、自己表現やコミュニケ―ション力を養い、子どもたちの健全育成に協力する。授業に使用する教材が揃っていない環境での活動となることから、授業を展開するための創意工夫が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

教育ネットワーク(規模に応じて1~2つを担当)を活動の基盤として、各ネットワークの中核教師と共に、ネットワークから選定する活動校(1~2校)にて以下の活動を行う。
①英語の授業を観察しながら、教員に対して歌やゲームを取り入れた授業案の提案をする。②身近に入手できる物を使った補助教材の作成に協力する。③教員用研修会の計画作りから実施に関するサポートを行う。④英語教育を通して、子どもたちの国際感覚を磨くとともに、自己表現やコミュニケ―ション力を養い、子どもたちの健全育成に協力する。
※教育ネットワーク:地域ごとに組織された、3~10校からなる学校のネットワーク。教科毎に分科会を形成し、指導法の向上などを図っている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、ホワイトボード

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚 : 県教育事務所カリキュラム・評価局スタッフ(30~50代)、市教育事務所スタッフ(30~50代)
活動対象者 : 活動校校長(40~50代)、英語教員(20~50代)、生徒(小学校1~6年生)
※活動するネットワークや活動校は、事前にホンジュラス事務所と県・市教育事務所との協議により決定する。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:A)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(英語))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・青少年を対象とした活動経験

[参考情報]:

 ・小学生への英語教育経験(塾含む)望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(7~27℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。