2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23922B12)
募集終了

国名
ホンジュラス
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

バジェ県教育事務所

3)任地( バジェ県ナカオメ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

バジェ県教育事務所のあるナカオメ市は、同国南部のバジェ県の県都で、同市の主な産業はとうもろこし、豆、塩の生産、商業、エビ業などで、人口は約6万人。バジェ県教育事務所は、県内19市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局から成り、40名のスタッフが在籍している。教員研修を担当している 「カリキュラム・評価局」には5名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための安定的な予算は確保されていない。同県には、現在、基礎教育第1・第2・第3サイクル(日本の小中学校課程に相当)を擁する公立学校が295校登録されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国においては、治安対策の一環として、スポーツを通じた青少年の健全な育成に力点を置いており、教育現場における体育教育の振興を進めている。配属先は各学校における体育授業の促進に努めているが、体育専門の教員数が少ない上、多くの教員は体育の授業についての十分な知識が乏しいことから、教科としての授業が行われていないのが実態である。それらを改善し、児童の心身の発達と年齢に応じた体育の授業実施のサポートのために、これまで複数の県・市において体育隊員が活動を行ってきている。同市では過去1名の体育隊員(2019年度1次隊)が活動していたが、同国の目指す目的を達成するためには引き続きの協力が必要であるとの判断から、本要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

教育ネットワーク(規模に応じて1~2つを担当)を活動の基盤として、各ネットワークの中核教師と共に、ネットワークから選定する活動校(1~2校)にて以下の活動を行う。
①体育授業を観察しながら、生徒への直接指導、教員に対して教授方法について助言する。②教員向け研修会を計画、実施する。③過去の体育隊員が作成した教員用指導マニュアルを使用した研修を実施し、必要に応じ内容を更新する。④運動会やスポーツイベントの企画・開催のサポートをする。⑤他の体育隊員と連携して、共通課題に関する研修の実施と研修用教材等の作成にも従事する。※教育ネットワーク:地域ごとに組織された、3~10校からなる学校のネットワーク。教科毎に分科会を形成し、指導法の向上などを図っている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、グラウンド(狭くコンディションが悪くバスケットボールコート1面程度)、コーン、ビブス、サッカーボール、バレーボール、縄、フラフープ(学校によって異なる)、体育用具もそろわない環境から創意工夫が求められる

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚 : 県教育事務所カリキュラム・評価局スタッフ(30~50代)、市教育事務所スタッフ(30~50代)
活動対象者 : 活動校校長(40~50代)、小学校教員(20~50代)、生徒(小学校1~6年生)
※活動するネットワークや活動校は、事前にホンジュラス事務所と県・市教育事務所との協議により決定する。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)体育 備考:同僚のレベルに合わせるため

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため

[参考情報]:

 ・上記いずれかの教員免許は必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~37℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。