2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23923A07)
募集終了

国名
ホンジュラス
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

バジェ県教育事務所

3)任地( バジェ県ナカオメ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ナカオメ市は、同国南部のバジェ県の県都で、同市の主な産業はとうもろこし、豆、塩の生産、商業、エビ業などで、人口は約6万人。バジェ県教育事務所は、県内19市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局から成り、40名のスタッフが在籍している。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための安定的な予算は確保されていない。派遣予定のルイス・ランダ農業中高校は、基礎部(日本の中学校1年生~3年生に該当)と高等部(日本の高校1年生~3年生に該当)を擁し、生徒数は約114名、教師31名の規模である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

活動校のルイス・ランダ農業中高校は、中央アメリカ地域における農牧畜業と水産業における技術専門家を養成する学校として1989年に創立され、当校の高等部には、農牧畜科、水産科学技術科がある。活動先となる農牧畜科は、教師12名、生徒90名程の規模で、授業の割合は、座学60%、実習40%。卒業生は、地元の企業(酪農業、エビ養殖業、製糖工場等)へ就職または起業したり、農業系大学へ進学する生徒もいる。当校においては、予算や人材不足から教育環境の整備や技術・知識のアップデートが十分ではないことから、隊員から最新の農業技術や知識を吸収し、授業内容をより充実させていきたいとして、本要請が出された。校内では、ラディッシュ、ピーマン、トマト、とうもろこし、キュウリ、豆類に加えて、一部果物も栽培されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.座学授業、実習授業を観察し、同僚教員、生徒に対して技術的な協力を行う。
2.効果的な授業実施のための副教材の開発や提案を行う。
3.教員や現地農牧畜産業界のニーズに応じた知識をアップデートするための研修を行う。
4.地域の小中学校の学校菜園における助言や技術的な協力を行う。
可能であれば、用水システムの整備、有機肥料の製造、ドローンによる農薬散布技術、機材・工具の保守等についての支援も求められている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

撥土板プラウ、とうもろこし脱穀機、コンバイン、穿孔機、ベーラー、スワザー、耕運機、播種機、トロッコ、圧搾機、散水機、トラクター、鍬、スコップ等の作業用道具

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:県教育事務所カリキュラム・評価局スタッフ(30代~50代)
活動対象者:農牧畜科教員12名(30代~60代・勤続年数20~30年)
農牧畜科生徒88名(15歳~18歳)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本農業技術検定3級以上)
    (日本農業検定2級以上)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:教員への指導を行うため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な技術と知識が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~37℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。