2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23923B06)
募集終了

国名
ホンジュラス
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
7代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

チョルテカ県教育事務所

3)任地( チョルテカ県チョルテカ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

チョルテカ市は同国南部のチョルテカ県の県都で、人口約16.8万人を擁する当国における主要都市のひとつ。チョルテカ県教育事務所は、県内16市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、同事務所には50名のスタッフが在籍しており、教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には6名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための安定的な予算は確保されていない。同県には、現在、基礎教育第1・第2・第3サイクル(日本の小中学校課程に相当)を擁する公立学校が725校登録されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、教員の研修不足やカリキュラム・教材の質が低いことなどにより、教育の質が十分でない状態が続いていたことに加え、コロナ禍における2年間の学校閉鎖の影響により、児童の学力低下が叫ばれている。特に算数分野については、児童も教員も苦手としていたり、教員は効果的な授業を行うための知識や技術が不足していることが問題となっている。これまで、JICAの技術協力プロジェクト「算数/数学指導力向上プロジェクト(PROMETAM)」が計3回にわたって実施され、教材の開発・教員研修等を行い、算数・数学分野の強化を図ってきた。プロジェクト終了後は、各任地において隊員による現場レベルの活動を展開してきた。一日も早い児童の学力の回復と算数分野における教員の指導力向上のため、引き続き隊員の協力が求められており、本要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

教育ネットワーク(規模に応じて1~2つを担当)を活動の基盤として、各ネットワークの中核教師と共に、ネットワークから選定する活動校(1~2校)にて以下の活動を行う。
①教員に対し、算数授業の質向上のための指導技術に関する助言とサポートを行う。②現職教員を対象に実施する算数教育に関する各種研修会の企画・実施への協力、研修会における教員への助言、モニタリングのサポートを行う。③類似職種の他の隊員と連携して、算数授業改善に向けた副教材作成や教員研修等の企画・実施への協力を行う。
※教育ネットワーク:地域ごとに組織された、3~10校からなる学校のネットワーク。教科毎に分科会を形成し、指導法の向上などを図っている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ホワイトボード、事務用机、プリンター、プロジェクター(学校による)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚 : 県教育事務所カリキュラム・評価局スタッフ(30~50代)、市教育事務所スタッフ(30~50代)
活動対象者 : 活動校校長(40~50代)、小学校教員(20~50代)、生徒(小学校1~6年生)
※活動するネットワークや活動校は、事前にJICAホンジュラス事務所と県・市教育事務所との協議により決定する。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~37℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。