要請番号(JL23924A15)
募集終了



6代目
・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ラパス県教育事務所
3)任地( ラパス県マルカラ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
マルカラ市は、当国南西部のラ・パス県の第二の都市で人口は約3万人、コーヒー生産が有名である。ラ・パス県教育事務所は、県内19市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局から成る。当事務所には45名のスタッフが在籍しており、教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には4名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等に充てる安定的な予算は確保されていない。当県には、現在、基礎教育第1・第2サイクル(日本の小学校課程に相当)を擁する公立学校が271校登録されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では、教員研修の機会が少なく、カリキュラムや教材の質が低いこと等により、教育の質が十分でない状態が続いている。特に算数分野においては、教員自身が算数の知識を十分に持っていなかったり、児童は高学年になっても基本的な計算ができなかったりすることがあり、その改善が叫ばれている。過去には、JICAの技術協力プロジェクトが実施され、教材の開発や教員の研修等を実施し、一部の教員にはその成果が定着している。当県においては、県教育事務所主導で、県レベルでの研修会を実施していくこととしている。当市においても、研修チームを結成し、研修会を実施していく計画としている。県レベル、市レベルにおいて、研修内容を充実させ効果的・持続的なものとしていくためには、継続して隊員の支援が必要であるとして、本要請が出された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
教育ネットワーク(規模に応じて1~2つを担当)を活動の基盤として、各ネットワークの中核教師と共に、ネットワークから選定する活動校(1~2校)にて以下の活動を行う。
①教員に対し、算数授業の質向上のための指導技術に関する助言とサポート②現職教員を対象に実施する算数教育に関する各種研修会の企画・実施への協力、研修会における教員への助言、モニタリングのサポート③児童への算数の直接指導④類似職種の他の隊員と連携して、算数授業改善に向けた副教材作成や教員研修等の企画・実施への協力※教育ネットワーク:地域ごとに組織された、3~10校からなる学校のネットワーク。教科毎に分科会を形成し、指導法の向上などを図っている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ホワイトボード、事務用机、プリンター、プロジェクター(学校による)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:市教育事務所スタッフ2名(40~50代)
活動対象者:活動校校長(40~50代)、小学校教員(20~50代)、生徒(7~12才)
※活動するネットワークや活動校は、事前にJICAホンジュラス事務所と県・市教育事務所との協議により決定する。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。