要請番号(JL23925A01)
募集終了



・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務司法地方分権省
2)配属機関名(日本語)
プーカコミュニティー財団
NGO
3)任地( レンピーラ県エパエラ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1998年のハリケーンミッチ被害の復興を契機として1999年にドイツ、アメリカを中心とした政府開発援助機関の支援を受け、当国北西部に位置するプーカ山麓約30のコミュニティにより組織されたNGO。自然保護と地域の人々の経済社会活動が両立した持続的な発展を目指し、水源保全、環境保全型農業、エコツーリズム、地域コミュニティの能力強化等に取り組んでいる。職員約20人、年間予算は、500万レンピーラ(約20万ドル)である。これまでドイツ、アメリカ政府による支援により地域人材育成のための研修棟、事務所等の整備がなされている。JICAからの支援は本邦研修のみで、これまで隊員の派遣はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動対象地域となるプーカ山麓水源保護地域の面積は4,300Haで約30のコミュニティがあり、直接的な受益人口は約3万人。住民の多くは 先住民のレンカ族系の人々である。水資源を含めた環境保全と将来的な森林の持続的利用のため、配属先は域内の住民に対し、森林伐採や山火事防止、環境汚染、生態系保全等についての理解を深め、環境に対する意識向上と行動変容を促す取り組みを行っている。約30のコミュニティにはそれぞれ水委員会が組織され、域内の安定的な水源確保のため自然保護と水路の管理などを行っている。現在実施している各コミュニティの水委員会へのアドバイスや環境教育プログラムの充実、市民参加型の環境保全活動のより 一層の推進を図りたいとして、隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
プーカ山水源保護地域を対象にコミュニティ開発課のスタッフとともに主に以下の活動の実施に協力する。
1. 農業生産者を含む地域住民(子供から大人まで)に対し、生物多様性や水・森・土壌など自然資源や土地の持続的利用などについての啓発活動を行う。また、プログラム充実へ向けた支援を行う。
2. 各コミュニティの水委員会を訪問し、域内の安定的な水源確保のため自然保護啓発活動及び委員会の効率的な運営についての助言を行う。
3. 農業生産者の小規模起業支援など、地域コミュニティの能力強化に対する取り組みを支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:1名(男性1名:30歳代、森林保全専攻)
活動対象者:域内の農業生産者を含む地域住民
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
・環境関連活動の経験や知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・約15Km離れた県庁所在地グラシアス市から路線バス(片道30分)で通勤する。
・原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。