2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23925B02)

国名
ホンジュラス
職種コード 職種
C101 食用作物・稲作栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ホンジュラス国立職業訓練学校ラパス校

3)任地( ラパス県ラパス市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ホンジュラス国立職業訓練校(INFOP)は1972年に国の経済や産業の発展を目的として設立された、ホンジュラス国民が就業するために専門的な技術を学ぶことができる学校である。全国の主要都市に学校があり、自動車整備、情報技術、農業など90以上のコースを提供している。就業するために必要な技術や知識を身に着けたい15歳以上の国民であれば誰でも無料で受講することができる。活動先となる国立職業訓練校ラパス校は農業について学ぶことができる学校である。任地となるラパス市は、ホンジュラス西部のラパス県の県都で、主な産業はコーヒーやトウモロコシ、サトウキビ生産など、人口は約5万人の都市。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は農業分野の職業訓練校であり、10年以上前に農業分野の隊員を受け入れていた。学生は全国から集まってきており、泊まり込みで約1年間農業技術を学んでいる。卒業生は、地元の企業(酪農業、製糖工場等)へ就職または起業したり、農業系大学へ進学する生徒もいる。当校においては、予算や人材の不足のため教育環境の整備や技術・知識のアップデートが十分ではない。隊員から農業技術や知識を吸収し、授業内容をより充実させていきたいとして本要請が出された。校内には広大な実習用の農場があり、ピーマン、トマト、ズッキーニなどの野菜、穀物類、豆類に加えて、果物も栽培、また家畜(にわとり、豚、牛、うさぎ、やぎ)も飼育している。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先関係者と協力して以下の活動を行う。
・食用作物および稲作の授業と実習の計画、実施
・農業技術向上のために教師への研修会の計画・実施
(コメのSRI農法、減農薬の方法、効率的な潅水の方法、害虫対策の方法、土壌改良について等)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

耕運機、播種機、トロッコ、散水機、トラクター、鍬、スコップ等の作業用道具

4)配属先同僚及び活動対象者

活動先同僚:INFOPラパス事務所長、男性(40代)
INFOP ラパスプログラムコーディネーター、女性(40代)
活動対象者:活動校教師(30代~50代)
学生約100名(15歳~)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:教員への指導を行うため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な技術と知識が必要

[汎用経験]:

 ・青少年を対象とした活動経験(2年以上)

 ・地域社会を対象とする活動の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。