2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23925B10)

国名
ホンジュラス
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

エル・パライソ県保健事務所 (グイノペ市保健所)

3)任地( エル・パライソ県グイノペ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、はエル・パライソ県南部に位置する人口約1万人の市に所在する保健所(診療所)である。医師1名他6名の医療スタッフが常駐し、近隣3市(サンルーカ、オルポリ、マライタ)から患者を受入れ、一般診療、妊婦健診等の保健サービスを担っている。一日の平均患者数は40名。2021年から5年間、同県及び隣接するフランシスコ・モラサン県を対象に、高血圧や糖尿病等の生活習慣病予防等に焦点を当てたJICAの技術協力プロジェクト「保健サービスネットワーク(RISS)を通じた保健サービスデリバリー強化プロジェクト」が実施中。2000年初頭からコロナ感染拡大前までに助産師及び保健師隊員4名の派遣実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では妊産婦や乳幼児の死亡率の低減等、母子保健の改善が依然重要な課題である一方で、近年では心血管疾患やがんなどの非感染性疾患(NCDs)が増加傾向にあることから、特に脳卒中や慢性腎障害等の原因疾患である高血圧や糖尿病等の生活習慣病予防が重要なテーマとなってきている。同国では栄養分野の専門課程(学士)が近年ようやく開設される等、同分野の専門人材が非常に少ないため、栄養改善による効果的なアプローチへの支援を求めて隊員が要請された。隊員には、地域住民の栄養状況の調査や、食生活の改善に向けた住民への栄養指導や各種啓発プロモーション活動等、幅広い協力が期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同保健所(診療所)を中心に、准看護師などのスタッフと協力しながら以下の活動を行う。
1.保健所に外来受診のために訪れる患者(生活習慣病、周産期妊婦、乳幼児など)に対して、栄養指導を行う。
2.保健所関係者等とともに地域の栄養状況調査を実施し、生活習慣病予防に向けた栄養指導や地元の食材を使った料理教室等の啓発活動を行う。
3.市内の小中学校等を訪問し、児童・生徒、父兄、教員等に対し、栄養教育を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

体重計、血圧計、身長計等の計測器、プロジェクター、一般的な事務機器

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: :所長(医師・男性・50歳代)、正看護師1、准看護師3~4

活動対象者:地域住民

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(管理栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)保健医療 備考:同僚も同等の資格を有している

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた助言が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(14~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。