要請番号(JL23925B13)



2代目
・2026/1 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
フランシスコ・モラサン県教育事務所
3)任地( フランシスコ・モラサン県 サバナグランデ ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フランシスコ・モラサン県教育事務所は、県内28市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関である。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための安定的な予算は確保されていない。活動校のフランシスコ・モラサン中高校は1962年に創立された公立学校で、基礎科(日本の中学校1年生~3年生に該当)と高等科(日本の高校1年生~3年生に該当)を擁し、生徒数は約800名、教師26名の規模である。サバナグランデ市は首都テグシガルパの南に位置し、トウモロコシ粉のドーナツやクッキーの産地としても知られており、人口は約2.2万人である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動校のフランシスコ・モラサン中高校の基礎科には家政科、金属加工科、木工科、農業科があり、高等科には農業科、金属加工科、情報技術科がある。家政科では教師2名が約140名の生徒に対し洋裁、調理、製菓、食品栄養等の授業を実施している。任地の主な産業は農業であるが、収入は少なく失業者も多い。同学校では卒業生が起業することで、安定した収入が得られるように地場産品(野菜、果物、牛乳、肉)を原料にした食品加工に力を入れている。隊員は主に家政科の教員と活動を行うが、農業科の教員や生徒に対して食品加工分野における助言・サポートを行うことも期待されている。授業に使用する教材が揃っていない環境での活動となることから、授業を展開するための創意工夫が求められる。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先関係者とともに以下の活動を行う。
1.地元で生産された野菜、果物、牛乳を利用した食品加工(ジャム、ピクルス、砂糖漬け等)の実習を観察し、同僚教員、生徒に対して技術的なサポートを行う。
2.農業科の教員に対して食品加工の理論と技術に関する研修会を行う。
3.同僚教員、生徒に対して、地元の生産物を材料にした新製品開発の助言を行う。
4.学校や市が主催する地場産品販売促進イベントの企画、開催への協力をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
作業台、冷蔵庫、ガスコンロ、オーブン、ミキサー、電子レンジ、手動肉挽き器、机、椅子等執務に必要な設備
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 市教育事務所スタッフ(30代~50代)
活動対象者: 家庭科教員2名(40代~50代)
農業科教員4名(30代~50代)、家庭科生徒140名
(12歳~15歳)、農業科生徒150名(15歳~18歳)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)家政 備考:教員への指導を行うため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な内容の指導に必要
[参考情報]:
・食品加工の理論と技術がある事が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。