【配属機関概要】

3）任地（ キングストン ） JICA事務所の所在地（ キングストン ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車+徒歩 で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

17の英語圏カリブ諸国・地域が共同運営している3年制の総合大学でジャマイカのモナキャンパス以外にトリニダードトバゴ、バルバドスにもキャンパスがある。人文教育学部の現代言語文学科に属し、日本語は中国語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語とともに全学共通の選択科目である。大学の年間予算(収入)は、約320億円。モナキャンパスの教員約400名、学生約15,000名。2012年に日本政府の文化無償資金協力で語学ラボ機器が供与された。
公式ウェブサイト: https://www.mona.uwi.edu/

【要請概要】

1）要請理由・背景

アニメなどの影響もあり、日本語・文化への感心は年々高まりつつあり、日本語の授業を選択する生徒の数が増えている。ジャマイカ人の専任教師は現在1名しか確保出来ておらず、過去に日本人講師も雇用していたが、継続した雇用には繋がらず、コロナ禍の影響もあり新規雇用が困難な状況となっている。2022年9月から始まる新学期に向けては全面的な対面授業の再開を予定しており、これまでの遅れを挽回し質の高い教育を提供するため、また体制を立て直す必要がある状況において、2022年度に派遣予定の日本語教育隊員1名に加えて、2人目の日本語教育隊員派遣の要請が出された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

現地日本語教師やもう1名の協力隊員と協力し、以下の活動を行う。
現地教師を含む3名体制で、1名週12～15時間程度の日本語の授業を行うが、詳細分担は配属先と相談の上決定する。
1. 学生への日本語指導(授業時間:週12～15時間程度)
2. スピーチコンテストや日本語クラブ、その他関連イベントの企画・運営、または支援
3. 現在行っている授業内容に対する改善提案や、日本語能力試験受験にむけての支援
4. 卒業生の進路確保支援
5. ジャマイカ人教師養成支援

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

LL教室視聴覚機器(Sony LL Control ConcolLLC-9000 SYSTEM)、カセットデッキ、VHSビデオCD、DVD等
日本語学習教材(テキスト、辞書、絵カード、ひらがな表等)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学科長(博士、スペイン文学)、日本語教師1名(ジャマイカ人、旧1級、50代女性、日本語指導経験年数5年、)
その他言語の講師ら約20名
活動対象者:
同配属先学生(18～25歳)、初級レベル中心、学生の専攻は多様。(受講生徒数100～120名程度)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】