要請番号(JL24223B07)
募集終了
4代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年省
2)配属機関名(日本語)
エドナ・マンレー芸術学校
3)任地( キングストン ) JICA事務所の所在地( キングストン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
大学レベルの芸術系の卒業資格が取れるカリブ地域では初めての学校である。5つの学部、ヴィジュアルアーツ、ドラマ、ダンス、芸術マネージメント、音楽があり、学校全体の予算は1億円。音楽学部では、学生や音楽教育に携わる人材を対象に、コンテンポラリー音楽、クラッシック音楽、音楽教育や音楽技術のコースを開講している。学生は、ビジネス、社会的起業など、専門分野以外の講義を受講し、進化する音楽業界で活躍できるよう、必要なスキルを学生に提供している。アメリカ、イギリス、カナダなどで修士を取得した講師陣が指導にあたっている。コンサートホールにはスタンウェイコンサートグランドピアノが設置されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ジャマイカはレゲエやその他、ポップ音楽が盛んな国として内外ともに有名である。しかし、昔の栄光にとどまらず、現代の音楽シーンにおいて国際的に競争力のある音楽家を育てる必要があると大学側は自覚している。クラシック音楽に関してはジャマイカ国内において根付いており、人材も教育システムも確立されたものがあるが、コンテンポラリー音楽を体系的に指導できる人材が必要とされている。学生は、教会で音楽を見よう見まねで学んできた生徒たちが大多数であり、音楽的感性のひらめきはあっても、音楽的な基礎力に乏しいのでレゲエやポップ音楽を超える文化が育たない。学生たちにそのことを自覚させ、現代に通用する音楽力を備えた人材を輩出していきたいと大学では考えている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 主専攻又は副専攻としてピアノを学んでいる学部及び修士の学生に対してピアノの指導や伴奏を行う
2. 主専攻又は副専攻としてピアノを学んでいる学生への補講を行う
3. コンテンポラリー音楽理論の講義や耳のトレーニング(Ear Training)を実施又は補助する
4. 学内や外部でのコンサートの企画、運営及び演奏
5. 本校が実施する学外(コミュニティ・アウトリーチ)での音楽教育活動に参加する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
レッスンルーム:ヤマハグランドピアノ(1台)、アップライトピアノ(1台)、ピアノグループレッスンルーム:ヤマハの電子ピアノ(複数台)
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:ピアノ科コーディネーター、50代、修士号、教授経験15年以上
講師:34名(ジャマイカ人、ベルギー人、アメリカ人、メキシコ人、バルバドス人など、20歳代~40代)同僚の大半はプロの音楽家として現役で活動。
学生:90名程度(18才~24才)。プロの音楽家としての活動をすでに始めている学生もいる。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:配属先希望
[学歴]:(修士)音楽 備考:大学生、教員への指導となるため
[経験]:(指導経験)10年以上 備考:大学生、教員への指導となるため
[参考情報]:
・コンテンポラリー音楽の指導ができること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)