要請番号(JL24519B01)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
天然資源環境省
2)配属機関名(日本語)
自然保護区国立委員会ユカタン半島及びメキシコ側カリブ地域事務所
3)任地( キンタナロー州トゥルム市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属機関は、ユカタン半島全域の生態系保護を行っており、持続可能な資源利用を行い、各自然保護区の維持と発展に努めている。主な事業内容として、同自然保護区の生物多様性の維持、環境に優しい代替手法を提案・活用しての生態系の回復、自然資源の利用及び保護に関わる学術的・技術的調査、エコツーリズムの促進、自然保護区の保護と活用を目的としたコミュニティの支援を行っている。なお、同配属先は2003~2008年にかけて、JICAと共に「ユカタン半島沿岸湿地保全計画プロジェクト」を実施し、マングローブの再生に成功しており、2019年4月より環境教育隊員が同委員会リア・セレストゥン生物圏保護支所で活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ユカタン半島には25の自然保護区が存在し総面積は850万Haである。その内2か所がユネスコ世界遺産に登録され、20か所がラムサール条約に登録されている。自然保護区を訪れる観光客は年々増加しており、メキシコ新政権が計画しているマヤ鉄道(ユカタン半島の観光地を中心に結ぶ環状線)が施工・完成すれば更なる観光客の増加が推測される。そのような状況下、自然保護区を守る立場の配属先は、エコツーリズムの教育に力を入れ始めており、特に中心となるOtochiMYK区、SianKaa´n区、Tulum区に焦点を当てて取り組みたいと計画している。しかしながら、同配属先自体はエコツーリズムに精通しているわけではないため、この度、上述3区のエコツーリズムの現状調査、分析、中長期戦略作成、講習会の実施を行える人材の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
OtochiMYK区、SianKaa´n区、Tulum区の3地域で、以下の活動を行う。
1. 地域のエコツリーリズムの現状調査を行う。(実情、サービスの質、可能性等)
2. 上述の調査を元に分析を行い、各区の短期的な強化計画を作成する。
3. 上述の計画を元に関係者に対して講習会等を実施する。
4. 上述の活動を元に各区の中長期戦略を作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所机、プリンター、WiFi有り
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
総括:40代後半女性(日本でエコツーリズム研修受講経験有り)
OtochiMYK区:40代女性、SianKaa´n区:50代男性、Tulum区40代男性、LosPetenes区50代男性
活動対象者
エコツーリズム関係者、地域住民
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:調査・分析・戦略を作るため
[参考情報]:
・持続可能な観光関連業務の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(17-36℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。