要請番号(JL24522B10)
募集終了



・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
カンペチェ州パリサダ市役所
2)配属機関名(日本語)
環境・天然資源局
3)任地( カンペチェ州パリサダ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
パリサダ市の歴史は古く、16世紀に初めてヨーロッパ人が到着し、1674年に今日のパリサダに町が建設された。人口は約8,600人。主な産業は、農業、畜産、林業などで、総面積207,170ヘクタールが利用されている。このうち、約21,500ヘクタールの森林を有する。その他、2011年、観光省によって全国132か所の「魔法の町」の一つに含まれており、歴史的、文化的、さらにエコツーリズムと組み合わされた多様な観光資源を有する。これまでにJICAからは、1997年に森林経営、2012年に環境教育の隊員の計2名が派遣された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パリサーダ市は標高が40メートル未満で、2つの川の合流地点に位置するところ、常に河川の増水などの洪水災害にさらされてきた。また近年の生活形態の変化により、プラスチックごみを含む廃棄物の河川、さらには海洋汚染が大きな問題となっている。パリサダ市役所の環境・天然資源局は住民のゴミ投棄に対する意識改革をはかるとともに、資源を再利用を促す必要性を認めているものの具体的な方策は持ち合わせていない。配属先としては、今後とも同分野には継続して力を入れてきたい意向であるが、同分野の知識や経験のある人材が不足しており、今回の隊員要請となった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
パリサーダ市役所環境・天然資源局のスタッフとともに以下の活動を行う。
1.地域住民の廃棄物処理・意識向上のため、市内学校やコミュニティにて、環境教育に関する講習会を実施する。
2.学校、市場、住民組織などを訪問し、ゴミの分別や3Rについての啓発など、環境配慮に関するワークショップを計画、実施する。
3.生ゴミを減量するための有機ゴミ堆肥化(コンポスト)技術の適用化を検討する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、WiFi環境、共用のプリンター、スキャナー
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先担当:環境・天然資源局長 、男性、40歳代、環境生物学士
環境教育対象者:小中高校生、保護者、一般住民
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:C)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:関係者への指導のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:関係者への指導のため
[汎用経験]:
・環境関連、教育、企画・運営、営業等の経験
・コンポスト、一般家庭ゴミ等の啓発活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。