【配属機関概要】

3）任地（ ベラクルス州コアテペック市 ） JICA事務所の所在地（ メキシコシティ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+ﾊﾞｽ で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ベラクルス州の州都ハラパ市の南8kmに位置するコアテペック市はコーヒーの首都とも呼ばれ、山雲林で栽培される高地コーヒーは世界的に認知を得ている。また蘭の街とも呼ばれている。人口は、93,900人である。農業環境普及局は環境汚染防止のために環境と生態学に関する調査を実施し、緑地、都市植物、都市の森林遺産の保全、復元、整備等の管理業務を行っている。また資源循環廃棄物管理など省資源・循環型社会に向けた取り組みも行っている。コアテペック市役所の年間予算は254,598,518メキシコペソ (日本円換算17億8,219万円)である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

農業環境普及局エコロジー部は基本的な環境意識を高める市民向けの環境教育プログラムを開発し、普及活動を行っているが、住民自身の活動が継続できていないことが課題であった。その課題に対処するために、普及活動後のサポート業務を行い、モニタリング活動等を実施し、広く市民がごみの減量化に取り組める体制強化をはかるために協力隊員の要請が出された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚と協力し、以下の活動を実施する。
1.市内の家庭ごみについて廃棄物管理プログラム(正しい分別、リサイクル、堆肥化)のトレーニングと監視。
2.循環型社会目指し、リサイクル、再利用、削減を含む資源循環管理を住民が意識を持って取り組めるよう指導。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室と基本的な事務機器 (机・椅子・コンピュータ機器、インターネット、タスクを実行するための必要なツール)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:生態学副部長(男性30歳代、生物学学士)
技術・管理アシスタント(男性20歳代、大気科学学士)

活動対象者:市民、地方自治体

【資格条件等】

[参考情報]：

　・固形廃棄物管理と堆肥化が分る人が望ましい

【地域概況】

【特記事項】

インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。