2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24524A04)
募集終了

国名
メキシコ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

トゥランシンゴ工科大学

3)任地( イダルゴ州トゥランシンゴ・デ・ブラボ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は2002年9月に開校した公立の工科大学で、学部・大学院レベルの高等教育を提供している。2024年1月現在、大学には9つの学士課程に加え、8つの修士課程と2つの博士課程が設置されている。メキシコ国内の他の工科大学と同様、実験や研究プロジェクト、実習など理論を応用するためのトレーニング機会が多数用意されている他、学術プログラムが労働市場のニーズと一致するよう積極的に産学連携が進められている。語学に関しては、学生は必須科目として2年間の英語学習が義務付けられており、選択科目として1年間のフランス語およびドイツ語の講座が設置されている。日系企業が多いメキシコでは日本語教育の実施ニーズが高く、大学では選択科目としての日本語講座新設を強く望んでいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

メキシコでは、商取引や貿易、国際協力、日系企業への就職など、様々な場面で日本とのつながりが深く、特に自動車関連の製造業では日系企業が多いことから日本文化の知識や日本語能力が有利に働く可能性がある。こうした状況を踏まえ、配属先では日本語講座の開設ならびに将来的に授業運営を担うメキシコ人日本語教師の養成を計画している。基礎レベルの日本語学習が主となるが、日系企業への就職を検討している学生の受講が想定されるため、就業場面でのコミュニケーションや日本文化、特に日本の商習慣について学べる機会を設定するなどカリキュラム作成にあたっては工夫が求められている。知識重視の学習ではなく、実践的で創意工夫を凝らした日本語講座の設計が望まれている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚と協力しながら、以下の活動を実施する。
1.カリキュラムを監修し、教材作成を支援する。
2.日本語教師として日本語クラスを担当する。
3.教員向け小規模学習グループを形成し、メキシコ人日本語教師を養成する。
4.日本の高等教育機関との交流機会を設定し、学習者に実践機会を提供する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース、パソコン、プリンター、プロジェクターなど

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:コーディネーター(30代女性)、カウンターパート(40代男性)

活動対象者:学生、日本語教師を目指す教員など

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:C)又は英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:業務上必須

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務上必須

[参考情報]:

 ・日本語講座の立ち上げ経験があると良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(6~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。