要請番号(JL24524A05)
募集終了

・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
アグアスカリエンテス工科大学
3)任地( アグアスカリエンテス州アグアスカリエンテス市 ) JICA事務所の所在地( メキシコ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2002年9月に開校した公立の工科大学で、7つの工学系コース(学士)と国際ビジネスコース(学士)に加え、2つの修士課程プログラムを提供している。他の多くの工科大学と同様、学術プログラムが労働市場のニーズと一致するよう積極的に産学連携が進められており、企業訪問や実習が行われている。アグアスカリエンテス州には、日産をはじめとする多くの日系企業が進出していることから、日本の技術や職業文化への理解が高く、就職を希望する学生も多い。企業側も若く優秀なエンジニアの獲得を求めていることから、大学は日系企業への就職を想定した学術プログラムの開発に意欲的であり、日本人エンジニアによる技術協力への期待が高い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の大学では、学生は英語を第1外国語として学び、第2外国語としてフランス語を学んでいる。他方、国内の日系企業のうち35%がアグアスカリエンテス州に所在しており、労働需要が非常に高く、就職を希望する学生も多い。配属先では、日系企業と学生の就職ニーズに応えるため、2024年から日本語教育の導入に着手し、メキシコ人日本語教師の雇用を進め、同年5月には日本語講座の開講を目指している。しかしながら、大学にとって新しい取り組み故、開講後の授業運営や教授法の確立、教師の能力強化という点でネイティブの日本語教師による支援を必要としている。なお、配属先の大学は州内の国立職業技術高校アグアスカリエンテス州管轄局との連携を強化しており、双方の学術交流へ参加する機会も多い。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚と協力し、以下の活動を実施する。
1.メキシコ人日本語教師との協働により、日本語教育および日本文化紹介(職業文化を含む)を実施する。
2.日本語学習以外に、日本をテーマとする研修やワークショップを企画・実施する。
3.メキシコ人日本語教師の日本語能力向上を支援し、教授法や教材開発に対して助言する。
4.語学コースのコーディネータと週1回のミーティングを行い、方針や改善点について意見交換する。
5.様々な行事に参加し、大学の国際化に向けた取り組みに協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、教室、パソコン、プリンターなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:配属先上司(コーディネーター、男性)、カウンターパート(40代女性)、カウンターパート(日本語教師、N4)
活動対象者:学生(25~30名程度)、教職員
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:業務上必須
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務上必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(4~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保障されていない。