2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24525A01)
募集終了

国名
メキシコ
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

環境天然資源省

2)配属機関名(日本語)

国家自然保護区委員会/テウアカン-クイカトゥラン生物圏保護区

3)任地( プエブラ州テウアカン市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

メキシコ国では環境天然資源省(SEMARNAT)が環境行政を担い、全国232か所の自然保護区の管理を傘下の国家自然保護区委員会(CONANP)に委ねている。同委員会は全国に9つの地域事務所を設け、それぞれの地域の自然保護区で、自然資源の利用及び保護に関わる学術的調査、エコツーリズムの促進、自然保護区の保護と活用を目的とした事業を行っている。年間予算は全体で約50億円。JICAはこれまでにユカタン半島沿岸湿地保全プロジェクトを実施した他、多数の環境教育隊員を派遣してきた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当生物圏保護区では20年以上にわたり、生態系の保護と回復のための活動に加え、持続可能な利用のために保護区内コミュニティの積極的な参加促進をしてきました。住民による生物モニタリング、環境犯罪の監視、森林火災の予防と対処のための組織化、生態系の修復、地域の伝統的文化的生活様式の保存などがこれにあたります。これらの活動が評価され、2018年に世界複合遺産として認定されました。隊員は地域住民による民芸品の生産販売、自然観光、その他の持続可能な生活様式の保存などの現状把握をし、その理解をもとにした、住民に対する自然資源の持続的利用のための普及啓発や生産活動・商業活動についてのマーケティング及びブランディングに対する隊員の助言や提案が期待されています。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先関係者と協力して以下の活動を行う。
コミュニティ内の活動の対象者は、マイクロ企業、民芸品職人、農家、主婦、観光客等と多様である。
1. 保護区の天然資源とコミュニティの生活様式、生産活動・自然観光の現状調査
2. ヤシ手工芸組合をはじめとしたコミュニティで生産される民芸品やネーチャーツーリズムのマーケティングとブランディング
3. 上記2についてのマスタープランの作成

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

業務スペースなど保護区管理事務所の保有する機材および設備

4)配属先同僚及び活動対象者

事務所代表:40歳代、男性、大卒
プロジェクト責任者:30歳代、女性、生物学士
活動対象者:生産者組合119名、その他地域住民、マイクロ企業、観光客、地方行政府関係者ほか

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)社会科学 備考:同僚への指導・助言のため

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・営業や販促、商品開発の経験

 ・観光開発・観光マーケティングの知識・経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~27℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイを基本とする。安全対策措置により、夜間の外出や渡航可能地域に制限がある。