2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24525B03)

国名
メキシコ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

メリダ市役所

2)配属機関名(日本語)

職業・レクリエーションセンター「ラ・セイバ」

3)任地( ユカタン州メリダ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコ市ポランコ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

職業・レクリエーションセンター「ラ・セイバ」は、最も脆弱な人々の生活の質向上を目指す市役所の家族統合開発システム(DIF)が管轄しており、平日8時~15時、障害者に労働の機会と労働のために必要な技術指導、また、文化やスポーツ講座を提供し、障害者の経済力と社会性の向上及び文化的な生活を支援している。ピニャタと呼ばれる飾り付け制作では、自身の店を構えた受講生もいるが、食品製造販売については売上から設備投資経費を除くと利益は殆ど出ていない。年に一度利用者が受講登録する制度で、2025年の登録者は80人。登録可能年齢は15歳~30歳だが、一度登録すれば年齢に関係なく在籍することができ、最年長は40歳。

【要請概要】

1)要請理由・背景

様々な(視覚、聴覚、知的、肢体不自由、発達)障害のある人がセンターを利用しており、約半数は一人で、残り半数は家族の付き添いのもとセンターに通っている。センターでの何らかのサービスや製品を提供する活動と文化活動は、多くの利用者の重要な生活の一部となっている。障害者及びその家族に対してより高いサービスを提供するために、日本の知識と経験を有する隊員の要請に至った。隊員には就業支援を目的とした各種講座、文化・スポーツ等の講座に加え、障害者の家族らや地域住民を対象とした講座・イベントへの支援が求められている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

・配属先で実施されているプログラムの好ましい点と改善の余地がある点を洗い出すだめに、同僚と現状の分析を行う。
・より良いサービス提供のために、日本の事例を紹介しながら、各種プログラムについて提案をし、同僚と共に計画を立てる。
・障害者及びその家族を対象とした講座を企画・実施し、その結果について配属先責任者に報告する。
・障害者、家族、地域住民を対象とするイベントの実施を支援する。(演劇の上演やダンスの発表会等)
・日本文化を紹介するイベントや講座を企画・実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

グループ講座用の教室、手工芸作業室、キッチン(販売するパン、ピザ、ハンバーガー用)、執務室内の机、パソコン

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:カウンターパート(50代女性、学士、在勤25年)
そのほか各種講座の講師等12名

活動対象者:
センター利用者(15歳~40歳の障害者)80名とその家族

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:知識に基づく支援のため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた助言をするため

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(18~37℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・利用者の障害の種類は毎年の登録者により変動する。
・住居はホームステイを基本とする。
・安全対策措置により、夜間の外出や渡航可能地域に制限がある。