2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24525B05)
募集終了

国名
メキシコ
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

メリダ市役所

2)配属機関名(日本語)

文化センター

3)任地( ユカタン州メリダ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコ市ポランコ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

文化センターは、最も脆弱な人々の生活の質を向上させることを目指している市役所の家族統合開発システム(DIF)が管轄しており、15歳以上の市民、特に障害者を対象に音楽、演劇、絵画、手工芸、ダンス等の講座を提供し、創造的な活動や表現を通じて青少年の統合的な発達を目指している。年に一度受講登録するシステムで、2025年の登録者は78人。その9割は何等かの障害(ダウン症、自閉症、知的障害など)を持つ人で、年齢層は15歳~30歳が多いが、最年長の利用者は50歳。講座の開催は平日13時~19時、週末や祝日に演劇やコンサート等の演目を公共のイベントで披露することもある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

障害者は外出にあたって家族の付き添いが必要となることが多く、文化的な活動や国際交流の機会が限定的になりがちである。文化センターはそうした人々に創造的な活動の機会を提供し、また、障害者とその家族及び健常者の交流の場づくりにも注力している。現在までにギター、ピアノ、打楽器といった楽器演奏の講座を提供してきたが、人により上達のスピードが異なるため、楽器指導は個別か少人数の指導が必要である。より多くの人が音楽をとおして表現する喜びを味わうことができるよう、隊員を迎えて楽器演奏講座を増やし、また、より大人数で一緒にできる音楽講座の新設を目指している。さらに、隊員には文化センター職員、障害者とその家族及びメリダ市民に向けた日本文化を紹介することも期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚と協力しながら、以下の活動を実施する。
1.同僚の音楽教師と連携し、楽器指導、音楽基礎教育の講座を企画し、実施する。(現在実施されている音楽講座は1クラスあたり1人~3人で、基礎レベルが殆ど。今後はグループでの音楽基礎教育や合唱も期待されている。)
2.文化センターの利用者とその家族を対象とした各種イベントを支援する。
3.市や州のイベントでの発表に向けた、演劇やコンサートの企画と実施を支援する。
4.同僚や利用者向け及び市民全般向けに日本文化紹介のイベントやプログラムを企画・実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、机、いす、楽器(電子ピアノ1台、アコースティックギター1本、打楽器各種)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
カウンターパート(音楽担当講師、20代男性、学士、在勤11年、オルガン奏者でもある)、その他職員8名。

活動対象者:
15歳以上の市民約80名。(9割が障害者)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(高等専門学校卒)音楽 備考:技術指導に必須

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:技術指導に必須

[汎用経験]:

 ・ピアノの指導経験

 ・打楽器の指導経験

[参考情報]:

 ・障害者対象の指導経験があれば、なお良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(18~37℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・隊員を含む各種講座の講師らは、障害者支援専門の職員から障害者を対象とした指導方法や留意事項について学び、随時相談できる環境がある。
・住居はホームステイを基本とする。また、安全対策措置により、夜間の外出や渡航可能地域に制限がある。