2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24525B06)
募集終了

国名
メキシコ
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省国際開発協力庁

2)配属機関名(日本語)

アルテル・イント
N

3)任地( ユカタン州バジャドリッド市 ) JICA事務所の所在地( メキシコ市ポランコ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

アルテル・イントはユカタン半島の脆弱な立場にある人々のメンタルヘルス及びセクシュアルヘルス(性感染症からの保護、生殖的な健康、全ての人が性的な喜びを得る権利)の促進を目指し、20年以上活動している。青少年の健全な育成のために、10代の若者を対象に感情的知性と社会的スキルの発達に特化したプログラムをとおして、いじめや青少年による犯罪の防止に尽力している。また、農村部の女性向け人権研修や医療・教育従事者を対象としたセクシュアルヘルス研修等も実施している。さらに、全年齢層を対象として、低料金料金での心理カウンセリングや、匿名・無料の性感染症検査も提供しており、誰もが安心して利用できる場所として州外から訪れる人も多い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ユカタン半島はマヤに代表される先住民族の文化を色濃く残す集落が多数擁し、多様で豊かな文化を誇る。その一方で、ジェンダーに基づく暴力や性的マイノリティへの偏見も根強く残っており、学校でのいじめや若者の自殺も大きな問題となっている。メンタルヘルスケアを含む専門医療サービスは州都メリダに集中しており、それらのサービスを受ける機会は限定的で経済的負担も大きい。そうした状況下において、イント・アルテルが実施する青少年向けプログラムは脆弱な立場にある若者の健全な成長と暴力の防止に貢献してきた。地元ボランティアに加えて協力隊員の支援を得ることで、外国の経験や日本人の若者の視点も取り入れ、より多くの人に響くプログラムを目指し、隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

・10代の若者の感情的知性と社会性の発達のためのワークショップの企画・実施を支援する。
・女性向け研修の企画・実施を支援する。
・セクシュアルヘルス促進イベントやSNSキャンペーンを支援する。
・メンタルヘルス・セクシュアルヘルスの分野において、日本の状況や取り組みを紹介する。
・若者向けに日本文化紹介イベントを企画・実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室(全職員共同)内の机、職員用キッチン、研修用の教室等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
カウンターパート:フルタイムスタッフ(30代・男性・研修事業と運営の総括担当)
その他、フルタイム心理士4名、ボランティア13名

活動対象者:地域の若者、農村部の住民等

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・青少年を対象とした活動経験(2年以上)

 ・困難を抱える青少年との活動経験(2年以上)

[参考情報]:

 ・派遣前に人権について学ぶことが望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・安全対策措置により、夜間の外出や渡航可能地域に制限がある。
・住居はホームステイを基本とする。