2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24525B08)

国名
メキシコ
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省農業技術教育科学総局

2)配属機関名(日本語)

農村開発研修センター

3)任地( ベラクルス州コアテペック市 ) JICA事務所の所在地( メキシコ市ポランコ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス+車 で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

農村開発研修センターは、 地域開発と教育振興を目的として1973年に設立され、農村コミュニティ研修と農業技術指導を行っている。78年に教育省農業技術教育総局に移管され、農村地域開発リーダーを養成すると共に、地域の関係者(農業中小生産者、学術機関、住民等)への実習指導を行い、地域の生活改善に寄与してきた。本施設は基礎教育(中学校)を修了した15歳から18歳の若者を対象にした農業高校の機能も備えており、26年5月までの任期で野菜栽培隊員が活動している。当センターの年間予算は7500万メキシコペソ (日本円換算約6億円)である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

本センターは野菜をはじめ各種の農産物の栽培から加工まで農業全般についての授業や実習を行う農業高校としての機能があり、現在、野菜栽培隊員が日本の技術も紹介しながら有機栽培の方法を伝授している。これらは主に農業技術の伝授を通じて若い農業リーダーを育成することに目的があるが、センターにはもう一つ農村地域の健全な開発という重要なミッションがある。近年、連邦政府は偏った食事に起因する成人病の対策の一環として、若年層への食育を重視してきており、このことも踏まえ、センターでは、現在活動する隊員とともにコミュニティの食習慣改善、特に若年層への食育を開始した。本要請は始まったばかりの食育についての活動を引き継ぎ・発展させていくためのものである。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚とともに、本センターの学生と地域コミュニティーを対象に以下の活動を行う。
1.現状の健康問題や食習慣に関する調査
2.生活改善のための適切な栄養摂取の計画づくり
3.センター及び地場産品を使った調理ワークショップの実施


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

共有執務室、事務机・事務椅子、文房具、インターネット機器、コンピュータ(計画中)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先代表:所長、女性、50歳代、農業工学士、33年勤務
配属先同僚:①マネージャー、女性、40歳代、生物学学士、農村開発修士、15年勤務、コミュニティー活動経験20年以上
活動対象者:高校生、農村コミュニティ住民、NGO等の地域グループ

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)家政 備考:同僚への指導に必要となる

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:技術指導に必要となる

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(9~29℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居はホームステイを基本とする。
・安全対策措置により、夜間の外出や渡航可能地域に制限がある。