要請番号(JL24525B09)
募集終了
2代目
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
メキシコ市役所
2)配属機関名(日本語)
青少年研究所
3)任地( メキシコ市タクバ ) JICA事務所の所在地( メキシコ市ポランコ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
青少年研究所は市の機関の一つで、青少年の健全な発達及び人権の主体者としての生活を実現するため、青少年らを対象とした様々なプログラムを運営し、また、調査・研究に基づいて公共政策の形成及び実施に重要な役割を担っている。メキシコ市では格差が大きく、教育や医療へのアクセスの不平等も問題となっている。また、犯罪組織や麻薬の脅威も身近にある。同研究所は青少年の知識向上、文化やスポーツの活動による情操教育、心理カウンセリング、経済的な支援等の多彩なプログラムを実施しており、2025年4月までソーシャルワーカー隊員が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育や労働の機会を得られない若者が市内に35000人、その約2/3は女性だと推計されており、青少年研究所は2025 年より、ALDEA JUVENIL(「若者の成長と解放、そして自主性を育むローカルな選択肢」の西語頭文字を取った名前)プログラムにより、年間2000名の15歳~29歳で就学も就業もしていない若者を対象とし、奨学金と心理士らによる支援と共に、基礎教育、語学、職業訓練、文化・スポーツ活動、交流会等を提供している。若者はアニメやK-POPといったアジアへの関心が高く、日本人隊員を文化インストラクターとして迎え、若者が規律や周囲との協調を重んじる日本的価値観にも振れ、国際的に視野を広げることが期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
.・配属際の同僚と協力しながら、芸術、文化(日本語・日本文化を含む)、障害者のインクルージョン、スポーツ、などに直接介入するレクリエーション活動を企画・実施する。
(文化活動は市内16のセンターで実施されており、それらのセンターを巡回して行う。)
・隊員が関心のあるテーマについて、ソーシャルネットワークで発信し、一般への呼びかけを視野に入れたワークショップや教室を企画・実施する。
・ALDEA JUVENILプログラムに関係する事務作業を支援する。
・ 市内の公共スペースや学校でのイベント及びプログラム参加者を対象とした遠足等の行事を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、事務机、WiFi、PC(共用)、プロジェクター、プリンター、講習会教室、楽団用楽器は各自で用意
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
カウンターパート(プログラム計画・連携コーディネーター、30代男性、学士、在勤10年)
その他、約100名のスタッフが勤務している。
活動対象者:15~29歳の就業も就学もしていない市民(約2000人)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:青少年育成に関する知識歓迎
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:講座運営に必要
[汎用経験]:
・青少年を対象とした活動経験(2年以上)
・困難を抱える青少年との活動経験(2年以上)
[参考情報]:
・事前に人権について学ぶことが望ましい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(3~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・隊員が主となって担当する文化やスポーツ講座の具体的な内容は、隊員の得意分野により柔軟に検討可能。
・住居はホームステイを基本とする。また、安全対策措置により夜間の外出に加え、メキシコ市内においても渡航可能先に制限があるため、隊員が行くことができない配属先の活動先も存在する。
