2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24525B12)
募集終了

国名
メキシコ
職種コード 職種
G214 司書
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省国際開発協力庁

2)配属機関名(日本語)

メキシコ大学院大学

3)任地( メキシコ市トラルパン ) JICA事務所の所在地( メキシコ市ポランコ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本大学は社会および人文科学分野における研究を実施し、専門家、研究者、大学教員を育成するための高等教育の提供とともに研究に関連する書籍等の出版も行っている。2025年の年間予算は9.6億ペソである。学内にはアジア・アフリカ研究センター(CEAA)があり、日本をテーマに研究する修士課程の学生は現在約30人が在籍している。大学図書館は、日本に関する膨大な資料を有しており、これらは本学学生や教員のみならず外部の研究者にとって重要な資料となっている。さらにラテンアメリカの国では唯一、日本の国立国会図書館デジタルコレクションを閲覧することができる端末が当図書館には設置されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

今年、本図書館は、主に美術、文学、歴史分野における日本関連資料11,000点以上という大きな寄贈を受けた。これらの貴重な資料は研究者に利用されて初めてその価値を発揮することができるが、利用するための大前提である、資料の内容の評価と分類、タイトルと概要の翻訳作業は非常に困難なものである。
このような背景のもと、海外協力隊員には図書館が有する日本関連資料の利活用の向上のための業務をCEAAおよび図書館スタッフとともに実施することが期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

・利便性向上のための分類・整理ガイドラインを策定する。
・研究分野を念頭に所蔵資料を総合的に評価し、選書について提言する。
・新たに追加される所蔵資料について分類整理する。
・国会図書館デジタルコレクションの閲覧を支援する。
・所蔵資料の普及のための企画の立案・実施に協力する。
・利用者のニーズに基づきリファレンス支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務スペース、PC、インターネットほか事務設備

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
図書館長70代女性(修士、勤務歴51年)、収集担当40代男性(博士、勤務歴17年)、情報担当50代女性(博士、勤務歴30年)、サービス担当40代男性(博士、勤務歴21年)
活動対象者:
日本をテーマに研究する修士課程学生、教員、外部の研究者

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(司書)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:業務上の必要性による

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務上の必要性による

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(3~28℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・実務経験については、大学等の学術図書館での経験があると望ましい。
・住居はホームステイを基本とする。
・安全対策措置により、夜間の外出や渡航可能地域に制限がある。