2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24821A01)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

ファブレット子供財団 サン・イシドロ・デ・ボラ地区センター
NGO

3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

NGOファブレット子供財団は、農村地域の子供たちに対する教育の普及と栄養改善及びその家族の生活改善を目的として活動を始め、1990年に財団を設立。現在は、首都本部の他、地方に9ヵ所のセンターを持ち、440の公立学校と協力しながら青少年約4万人とその家族への支援を行っている。各センターは教育施設を有し、幼稚園、小中学校、農業を中心とした職業訓練、栄養改善指導などを実施している。同財団職員数は260名で、年間予算は400万米ドル。米国、スペインにも事務所があり、寄付で運営されている。2018年6月まで前任者である野菜栽培SVが活動した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

サン・イシドロ・デ・ボラ地区センターは2007年に設立され、当初から「農村部中等教育プログラム」(SAT)と呼ばれる教育プログラムを実施しており、堆肥作りから収穫までの農業技術の指導のほか、地区内小学校での学校菜園や地域住民の家庭菜園の推進等を行っている。センターで収穫した野菜は給食とするなど栄養改善も図っている。しかしながら、栽培指導担当の教師や農場責任者は、農業に関しての十分な知識がないため、栽培方法の改善や当該地域に適した品種の導入、堆肥作りを含む有機農法の実施、種まきの新技術導入等、栽培技術全般の向上に寄与できる人材が必要とし本要請がなされた。また、収穫物を使った食品加工、商品化に関する助言を行うことも期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.教師を対象に現在栽培中の作物の栽培管理についての支援(隊員が対応可能な野菜について指導)
2.当該地域に適した品種の導入を支援
3.種まきにおける新技術導入や傾斜を利用した栽培、乾期における灌水システムの導入を支援
4.教師や生徒を対象に有機農法について指導
5.児童、生徒が行う学校菜園のモニタリング方法を支援
6.可能であれば収穫した作物の加工、商品化に関する助言
※主な栽培作物は、ウリ科野菜、穀物、キャッサバ、柑橘系果樹、熱帯果樹等

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC(LENOVO ,Windows7, Office2008)、基本的事務用品、書籍

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長:教育者、経験32年、男性、50代
同僚1:SAT担当、教師、経験6年、女性、30代
同僚2:農場担当、農業技師、経験7か月、男性、30代
教員8名(男性4名、女性8名/25-40才)、職員10名
SAT学習者:123名(11歳-18歳)、小学生:653名(6歳~13歳)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教師、生徒、保護者を指導するため

[参考情報]:

 ・生産品の加工・商品化に関する経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

首都内ではあるが配属先は僻地のため、体力に自信がある人を求む。可能な範囲で果樹栽培や収穫物の加工、商品化に関する助言も想定されるため、これらの経験があると尚良い。