要請番号(JL24822A12)
募集終了

・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
スポーツ庁
2)配属機関名(日本語)
ニカラグア柔道連盟
3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
スポーツ庁は国民の健康増進のため体育、レクリエーション、スポーツ振興、人材育成等の施策を講じる国の機関であり、特に青少年の非行防止、健全育成の手段として、スポーツや心身の鍛錬を重視する武道を推奨してきた。1984年に柔道連盟が設立され、パンアメリカ柔道連盟に加盟し、国際大会にも参加してきたが、2013年に組織の再編成が行われ、全国の25の道場が統括された現在の柔道連盟が2016年に誕生した。国内の競技人口は約2,000名(男性1,300名、女性700名)、指導者は約50名、審判は20名が登録されている。年間予算は約6千米ドル。日本は2009年に柔道器材整備として畳などを供与した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国の柔道連盟は、当初組織として脆弱で、道場間の連携などは行われてこなかったが、2013年以降、全国6県(マナグア、エステリ、マタガルパ、グラナダ、カラソ、マサヤ)にある25の道場を統括し、練習環境の整備、指導者の育成等を行うとともに、青少年の健全育成や健康の保持増進といった、柔道の普及活動にも力を入れるようになった。一方、指導者は基礎的な知識しか有しておらず、正しい技の習得、トレーニング方法等に関する知識が不足しており、指導力の向上が課題であることから、本要請がなされた。隊員の主な活動先は、首都の自治大学構内で、指導者3名、選手約50名が練習を行っている。練習計画策定に関する助言、地方道場への巡回指導等、すそ野拡大のための普及活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.同僚の指導者に対して、指導法や練習方法について紹介、アドバイスを行う。
2.準選抜選手に対して、指導者とともに練習を行う(月-金、9-11時は主に体力づくり、15-17時は柔道の練習)。
3.国際大会参加のための選手育成計画を指導者とともに策定する。
4.地方の道場を巡回し、指導者及び生徒に対して練習を行う。
5.柔道の普及のための活動(イベントや演武等)を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
柔道場、トレーニング器材、スポーツ庁所有施設(トレーニング場等)
4)配属先同僚及び活動対象者
連盟長:男性、40代、柔道3段、経験20年
同僚コーチ:男性、50代、柔道3段(体育教師)、経験20年
対象者:練習生50名(内、代表候補選手30名、男性15名、女性15名、18-21歳。
道場数:マナグア県10、エステリ県4、マタガルパ県3、グラナダ県2、カラソ県5、マサヤ県1
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:(男性) 備考:配属先の希望による
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:指導者や選抜選手に助言・提案を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ホームステイの可能性あり。