2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24822B15)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

NGO エル・ポルベニール カモアパ支部
NGO

3)任地( ボアコ県カモアパ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1990年、水と衛生をテーマに農村地域の人々がよりよい生活を享受することを目的として設立されたNGOである。マナグア市にある本部を中心として、レオン、マタガルパ、ボアコ、北カリブ海自治地域の4県に5か所の支部を有し、各支部のプロモーターが流域管理、健康教育、植林活動といったプロジェクトを実施している。カモアパ支部は1993年に活動を開始。自治体や他のNGOと協力し、これまでに井戸の掘削や湧水の収集、給水システムの構築等のプロジェクトが実施されてきており、同市における給水率は34%をカバーしている。年間予算は約11千米ドル。過去にレオン、マタガルパの支部でJICA海外協力隊が活動した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同市における流域管理は、多くの流域が中心地離れたコミュニティーに位置している。一方、コミュニティーの住民らの生活環境は厳しく、収入にならない植林や水源保護といった活動には消極的で、生活に直結する焼き畑や、森林伐採が日常となっている。そこでプロモーターが、住民の環境保護に対する意識を向上させるため、コミュニティのリーダーをはじめとする協力者と協働し、苗床・植林地の設置、小規模流域での手作りダムの設置、土壌管理、調理用薪ストーブの設置、環境に関する講演等の活動を行ってきた。今後、さらに住民の行動変容を促していくためには、プロモーターのさらなる能力強化とともに、住民へのアプローチの仕方やその他の活動戦略を改善することが必要であるとし本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚とともに担当地域を巡回しながら、以下の活動を行う。
1.環境や流域に関する講演やワークショップ等の計画・実施における補助及び助言を行う。
2. プロモーターの協力を得ながら、活動計画を立案する。
3. コミュニティの環境保全の意識を高めるためのアイデアや活動を提案する。
4. 流域管理プロモーターと地域教育担当に同行して、対象地域の森林インベントリを作成する。
5. コミュニティにおける効果的な講習会を行うための教材を作成する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各種マニュアル・教材類(苗床・植林、薪ストーブの設置・使用方法、環境教育、水源保護等)、土壌診断キット、GPS、測定テープ、雨量計、温度計、コンパス、森林測量用コンパス、事務用品(机、椅子等)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先の同僚:
支部長:男性、40代、経験17年、水と衛生担当
同僚:水流管理プロモーター、男性、30代、経験8年
その他の同僚2名(教育担当)
活動対象者:15地域の約120世帯

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・環境関連活動の経験や知識

 ・自然保護やエコガイドに関連する活動経験

[参考情報]:

 ・植林や水源保護の知識又は経験があると良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

山間部にあるコミュニティを巡回するため、体力が必要。また、地域住民との人間関係構築やチームワークが重要。ネット環境は不安定。ホームステイの可能性もある。