【配属機関概要】

3）任地（ グラナダ県グラナダ市 ） JICA事務所の所在地（ マナグア市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

2019年に設立されたニカラグア総合教育開発協会(https://www.adeinic.org)は、同国グラナダ市北部に住む低所得家庭で社会的リスクの高い子どもや青少年(6歳～22歳)約310名を対象に、学業と情緒に対する総合的な教育支援を行うNGOである。貧困層の子どもや青少年が、総合的な教育を受け世代間の貧困を解消し、学力と社会的・情緒的スキルを身に着け健全な成長を促すことを目的に、家庭訪問、学校の授業の補習、思春期の早期妊娠予防等の活動を行っている。補習授業は、年齢別に毎日午前と午後行われ給食も提供されている。同配属先に通った卒業生が複数名、同配属先でボランティアとして活動している。年間予算19万米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先は、社会的リスクに晒されている地域の子ども・青少年が貧困の連鎖を断ち切り、健全な成長を遂げ未来を切り拓いていけるよう、補習授業、工作・美術、運動、レクリエーション、早期妊娠予防や心理サポート含め、総合的な教育支援活動を行っている。しかし、貧困による若年就労や早期妊娠による不登校・退学者が後を絶たず、思春期特有の課題により力を入れて取り組む必要があるとし、本要請に至った。本隊員には、思春期担当チームに対し、思春期の青少年の行動変容を促すための新たなアイデアの提供や助言、青少年を対象としたアクティビティやワークショップの企画・実施等が期待されている。

2）予定されている活動内容（以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます）

同僚らと共に以下の活動を行う
1.小学生(6-12歳)と思春期の青少年(13-22歳)を対象とした、体操・運動等、身体を動かす活動の企画・実施
2.思春期の青少年を対象とした、学校に通うモチベーション維持のワークショップやレクリエーションの企画・実施
3.思春期の青少年を対象とした、地域が実施する青少年活動への参加促進活動
4.早期交際・妊娠予防を図る活動の提案や助言
5.年間活動計画の企画会議への参加・助言

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、いす、パソコン、基本的文房具

4）配属先同僚及び活動対象者

[配属先同僚]
プログラムマネージャー:女性・30代、コーディネーター:女性・ 40代、オペレーションマネージャー:男性、総務:男性、心理士2名、数学教師1名、スペイン語教師1名、給食担当1名
[活動対象者]
小学生(6-12歳)125名、青少年(13-22歳)180名

【資格条件等】

[汎用経験]：

　・青少年を対象とした活動経験（2年以上）

　・困難を抱える青少年との活動経験（2年以上）

[参考情報]：

　・中学・高校教員経験、養護教諭経験

【地域概況】

【特記事項】

ホームステイの可能性有