2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24823B14)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
C203 養蜂
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1
養蜂場 巣箱内部 遠心分離器(Cortes社製) 遠心分離器(Cortes社製) 遠心分離器(Cortes社製)

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家技術庁(INATEC)

2)配属機関名(日本語)

INATECアレン・シウ技術センター(エル・サウセ校)

3)任地( レオン県エル・サウセ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国家技術庁(INATEC)は、社会経済の基盤である産業人材の育成を担う機関で、全国に55の技術指導センターを有する。これらのセンターは、14歳以上の若者を対象とした職業訓練校としての役割を担う他、就業者や生産者に対する研修や講習会等も実施している。また、職業訓練を実施する公的機関や民間団体、NGO等に対して、実施機関としての登録、教育内容の評価、修了証書の発行、運営支援等を行っている。アレン・シウ技術センターは、エル・サウセ市やその周辺地域の生産者の能力向上を目的として1983年に設立され、現在、職員48名、生徒約300名が在籍している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

アレン・シウ技術センターは、農業学科、会計学科、人事管理学科を有し、「養蜂」は農業学科の科目の1つとして位置づけられている。現在、10名の農業学科の教員のうち2名が養蜂技術と養蜂生産物の加工等に関する指導を行っているものの、特に後者の経験は浅い。そのため、これら養蜂専門の教員と他の農業学科の教員に養蜂の知識や技術を習得させたいとして本要請に至った。JICA海外協力隊には、農業学科の教員への助言や、同学科の生徒が行う実習への支援、地元生産者への研修会の実施補助等の活動が期待されている。また、蜂蜜、蜜ろう、花粉等の有効利用や加工に関する助言も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

カウンターパートとともに以下の活動を行う。
1.担当教員に対する養蜂技術(特に、蜂蜜の増産、女王バチの育成、病害対策等)や指導方法に関する助言
2.生徒の実習に対する補助・助言及び学習状況のモニタリング
3.蜂蜜、蜜ろう、花粉等の有効利用や加工に関する助言
4.周辺地域の生産者に対する指導、助言

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、椅子、事務用品一般、養蜂着、蜂群(約60箱)、燻煙器、蜜こし、分離器等

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長:女性、40代、現職2年目
担当教員:男性、30代、教員経験18年。他、1名。
その他の農業学科教員10名。
対象生徒40名、地元生産者約50件。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教師に対する助言も想定されるため

[参考情報]:

 ・養蜂生産物の加工に関する経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

蜂の品種は、アフリカ系とヨーロッパ系のハイブリットで、群によって荒さはまちまちである。採蜜は、乾季の11月から4月で、蜜源植物が特定されない百花蜜である。機材はひと通りあるが、養蜂着や長靴(高温下で作業がしやすいもの)は、日本から持参することを推奨する。ホームステイの予定。