2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24823B21)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
H107 助産師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
グループ型
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
保健センター(手前)と隣接するカサ・マテルナ(奥) 保健センター内 保健センター入口

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

保健センター“ペドロ・ナルバエス・シスネロス”

3)任地( カラソ県ヒノテぺ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1980年に保健省管轄の保健センターとして設置され、ヒノテペ市を含む周辺地区の住民に無料で医療サービスを提供する機関である。一般外来、検査、カウンセリング室、理学療法室、歯科、薬局などの機能を備え、下部組織となる8か所の保健ポストを管轄している。センターの隣には、同じく保健省管轄で、市が運営するカサ・マテルナ(お産を待つ家)が併設されている。過去に助産師、感染症・エイズ対策の隊員が活動した。JICA技術協力プロジェクト「家族・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト(MOSAFC)」(2021年-2025年)の実施地域である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同保健センターは、医療サービスの提供に加え、医学生や看護学生への指導、学校での保健教育活動、地域の看護・保健ボランティアやコミュニティリーダーの育成等を行っている。カサ・マテルナ(お産を待つ家)には、農村地域からお産を控えた妊婦が毎月約30名入居する。配属先は今後、より重点的に地域の若年妊娠や妊産婦死亡の減少、性感染症教育・予防、看護師やコミュニティリーダーの育成に取り組む必要があるとし、本要請に至った。本要請は、グループ型派遣の一環であり、他の助産師隊員との連携を通した母子保健サービスの強化が期待される。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚とともに以下の活動を行う。
1. 思春期リプロダクティブヘルスに関する講習会の実施(妊娠・出産、避妊法、HIV/エイズ対策、予防、家族計画等)
2. 地域の産婆、 看護・保健ボランティア、地域ボランティア、コミュニティリーダーに対する講習会の実施(母子保健、妊婦のケア、感染症対策等)
3. カサ・マテルナ(お産を待つ家)の利用者増加のための広報活動
4. 妊婦を対象とした各種教室(手工芸等)の開催
5. 講習会で使用する教材の作成や改善案の提案

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品(机、椅子、 棚)、 文房具(紙、マーカー、フォルダー等)、 プロジェクター、妊娠・授乳に関する教材等

4)配属先同僚及び活動対象者

[配属先同僚]
所長:医師・女性・50代、看護師:男性・50代、看護教員:女性・50代
センター看護スタッフ:看護師長1名、看護師15名
[活動対象者]
コミュニティリーダー22名、医学生17名(10週毎交替)、地域住民、学生(14~16歳)、妊婦(約30名/月)等

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(助産師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

技プロ「家庭・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト」(2021年8月-2025年7月)実施地域。配属先内外の複数の関係者との活動が想定されるため、協調性と積極性が求められる。住居はホームステイの可能性あり。