2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24823B32)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
グループ型
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ヒノテぺ教員養成校

3)任地( カラソ県ヒノテぺ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ヒノテぺ教員養成校は、全国8校の教員養成校のうちの1校で、1979年に設立された。ヒノテペ市のあるカラソ県のほか周辺3県からの学生285名が在籍し、教員21名が勤務している。同校では3年の養成コースの他、教員免許制度がなかった時代から勤務する現職教員の免許取得を目的とした週末講座も開講している。2018年4月まで約半年間、シニア海外協力隊が活動していた。同市内の教員の指導力向上のため、教育事務所配属の隊員との連携した活動が期待されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

JICA技術協力プロジェクトにより、同校の算数教官に対して、同プロジェクト作成の指導書の活用方法や問題解決型授業、授業研究に関する指導が行われた。前任者は、学生の算数の基礎学力の低さに着目し、計算力や演習量、読解力、理解力、分析力をあげることに特化した活動を行ってきた。また、手作りの算数教具を多数紹介し、学生自身が算数に興味を持つような工夫や、授業の改善方法を紹介してきた。そこで、後任者には前任者の活動を引き継ぎ、学生の基礎学力(計算力・理解力)の向上、算数の内容の正しい理解、指導力の体得と共に、多様な指導方法の習得、現場の教室における学習環境や規律の改善等に資する活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 教官が実施する授業の補助、助言を行う。
2. 学生に対して算数の指導内容とその指導方法(学習環境の整備、規律等含む)に関する指導を行う。
3. 教員養成校の年間カリキュラム作り、授業計画における助言を行う。
4. 教官及び学生に対して、適切な教材・教具の使用に関する助言を行う。
5. 教育実習生への指導を行う。
6. 同任地の小学校教育隊員(教育事務所)と連携し、市全体の算数指導力向上のための活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

JICA作成の算数教科書及び指導書、事務机、椅子、事務用品(模造紙、マーカー等)、PC(Lenovo 2013、Windows 8)等

4)配属先同僚及び活動対象者

校長:女性、50代、教員経験33年、帰国研修員
同僚1:女性、50代、経験34年、理数科主任
同僚2:男性、20代、経験5年、算数教員
その他の理数科担当:3名
教職員計21名
活動対象者:学生285名(16-22歳)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(女性) 備考:配属先の希望による

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)5年以上 備考:同僚への提案・助言を行うため

[参考情報]:

 ・教員への指導経験

 ・授業研究の実施経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

グループ型派遣の一員であり、他の小学校教育ボランティアとの連携・協働が期待されている。技術協力プロジェクト「初等教育における算数に親しむ学習プロジェクト(2023年-2026年)」との何らかの連携も想定される。ホームステイの可能性あり。