2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24824B03)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
D222 溶接
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家技術庁

2)配属機関名(日本語)

INATEC パドレ・テオドロキン技術センター (チナンデガ校)

3)任地( チナンデガ県エル・ビエホ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア県マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国家技術庁は1991年に設置された社会経済の基盤である産業人材の育成を行う国の機関で、全国に61の技術指導センターを有し、71コースを開講している(2024年度)。センターは14歳以上の若者や大人を対象(無料)とした職業訓練校としての役割を担う他、家計を担う女性や障害者等様々な人々に研修や講習会等を実施している。2023年後期には国内全校の66コースで約3万人が履修登録した。職員数は約3千人。配属先はチナンデガ県チナンデガ市にあるパドレ テオドロ キント 技術センターで、産業部門と商業・サービス部門にて15の技術コースを提供している。年間予算は約8.6万米ドル(2024年度)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、切削・溶接の技術者育成に重点を置いている(コース履修期間2年、生徒数80名、教員数3名)。同コースの教員2名は過去に酸素アセチレン溶接・酸素切断・プラズマ切断、被覆アーク溶接(SMAW)、消耗電極式ガスシールドアーク溶接(GMAW/MIG/MAG)、非消耗電極式ガスシールドアーク溶接 (GTAW/TIG)の研修に参加した経験がある。しかし、特に需要の多い車両のメンテナンスや修理を確実に行える人材育成のためには、整備溶接の技術進歩に伴う情報の更新、教員の更なる能力強化が必要であるが、国内では同分野の専門家が少なく困難な状況がある。そこで、同コース教師の能力強化への支援を必要とし、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚と共に以下の活動を行う。
1. 非消耗電極によるガスシールドアーク溶接(TIG) の指導や助言を行う。
2. マイクロ・ワイヤ消耗電極によるガス・シールド・アーク溶接(MIG/MAG)の指導や助言を行う。
3. シールドメタルアーク溶接(被覆電極アーク溶接)の指導や助言を行う。
4. オキシアセチレン溶接、オキシ燃料およびプラズマ切断の指導や助言を行う。
5. カイゼンや5Sの考え方を用いた作業場内の整備の助言をする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

水冷式GTAW装置、空冷式GTAW装置、溶接機(GMAW-MIG/MAG,リンカーンRX250)、産業用カッター、3シリンダー式プレートベンディングマシン、工業用ヒュームエクストラクター等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
切削・溶接コース教員(溶接技師、50代男性、経験26年)、
副センター長(40代女性、心理学士、副センター長経験3.5年)
活動対象者:
切削・溶接コース教員3名及びコース関連生徒45名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(高等専門学校卒) 備考:業務遂行上必要

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必要
    (指導経験)3年以上 備考:業務遂行上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(21~40℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

住居はホームステイの予定