2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24824B08)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

ニカラグア国立工科大学 (UNI)

3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア県マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1983年に工学、建築学のプロを育成する高等教育機関として開校し、現在は6つの学部(建築学、産業工学、化学工学等)と12の専門課程(建築、電気、化学、農業、産業等)を提供している。修士、博士課程、人材育成やプロジェクト形成のための特別プログラム、通信教育等も実施している。活動先のRUPAPキャンパスの工学・関連知識総局には、機械工学科、産業工学科、農業機器科等があり、教職員50人と学生約2500人が在籍している。教員の中にはJICA帰国研修員(産業振興等)もいる。ドイツ、スペイン等からの資金援助や他国の大学との連携による専門家やボランティア受入実績もある。学部年間予算約57万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

工学・関連知識総局では、カイゼン、5Sの考え方を取り入れながら自動車整備、工作機械、熱処理、鋳造、電子工学等の実習を実施しており、現在JICA海外協力隊(2022‐4次隊)が、整備工場内の5S活動や内燃機関の実習等に取り組み、一定の成果を上げている。その上で、予防整備の考え方や教員の知識・技術力向上・定着には継続的な支援が必要であるとし、今回の要請に至った。教員にはJICA技術プロジェクト「零細・中小企業の品質・生産性向上に係る能力強化」に関わった人もおり、その考え方を取り入れた活動を実施している。2024年現在、自動車整備を含む各専門コース教員8名(平均35歳以下)は、新しい技術の吸収を望んでいる。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚と共に以下の活動を行う。
1. 内燃機関に関する実験実習の手引・手順書の作成。
2. 「自動車」科目の講義等関する資料の作成。
3. 「自動車」科目の実験実習のための手順書作成。
4. 作業場の刷新や実習内容更新のために必要な機材、設備、機械などに関する提案と実施。
5. JICA海外協力隊の専門分野における会議や研修の実施。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、基本的な自動車整備工具、実習機械(平行旋盤、汎用フライス盤、円筒研削盤、平面研削盤等)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
整備場担当教員(機械技師、30代男性、経験15年)、
整備場専門員(機械技師、20代男性、経験4年)
活動対象者:
各専門領域担当教員7名(自動車整備、金属加工、溶接、鋳造、金属、火力発電、電気工学、ターボ機械等)、学生約40名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(高等専門学校卒) 備考:業務遂行上必要

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイの予定。スペイン語学習に意欲的なことが必要。多くの学生・教員との活動となるため、積極的に人とかかわることができる人材が望ましい。また生産現場で安全性の確保や作業効率の向上等に取り組んだ経験があると尚良い。