2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24825B02)

国名
ニカラグア
職種コード 職種
H106 保健師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

サン・フランシスコ・デ・クアパ家族保健センター

3)任地( チョンタレス県サン・フランシスコ・デ・クアパ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア県マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は保健省管轄の保健センターで、市民に対し無料で第一次医療や予防接種を提供している。また、地域社会に対し身体的・精神的健康を促進するプログラム、予防・治療・リハビリテーションを含む包括的な医療サービスが提供されている。任地には、保健センター1か所、保健ポスト2か所、カサマテルナ(お産を待つ家)1か所があり、病床は全体で15床、救急車は2台配備されている。その他、地域ネットワークというボランティアが住民や伝統的産婆によって組織されており、医療従事者の指導のもと住民の健康増進を担っている。同国では、JICA技術協力プロジェクト「家庭・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト(MOSAFC)」(2020年12月-2025年7月)が実施されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、管轄の農村部や都市部を訪問し、巡回検診や保健指導を行っている。各地区の地域ネットワークのボランティアが配属先同僚の健康教育プログラムの研修等を通して保健指導の能力を高め、蚊の繁殖防止及び感染症予防、栄養、運動などの健康増進に関するワークショップを行い地域住民の健康的なライフスタイルの促進に貢献している。配属先では、同国で展開している「家族・コミュ ニティ保健モデル」の強化に取り組んでおり、地域ネットワークのボランティアを通して、地域住民の健康増進を国の事業として進めている。今後、住民のあらゆるライフサイクルを対象とした保健教育を推進するため、医療従事者や上記ボランティアの能力向上が必要なため、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚と共に以下の活動を行う。
1.配属先の疾病予防や健康増進の活動を支援する。
2.地域ネットワークのボランティアの研修を通して、慢性疾患の予防に関する活動を支援する。
3.蚊の繁殖場所をなくすために地域の家庭を訪問するなど、感染症予防活動を支援する。
4.健康増進と疾病予防のために、住民にわかりやすい情報(フリップチャート、ガイド、手工芸品などの使用)を提供する。
5.地域社会のすべての人々の健康と生活の質の向上を目的に個人や家族の課題解決能力を強化するため、地域や家庭の現状調査を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品一般(机、椅子、文房具等)、資料、講習会用備品

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:所長(20代、女性、医師)、市看護責任者(30代、女性)、市感染症対策責任者(20代、女性)、医師3名、看護師21名
活動対象者:カサ・マテルナ(お産を待つ家)の妊婦約40人/月、地域ネットワークボランティア約160人、慢性疾患の患者約600人

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(保健師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:同僚も同等の学歴を有するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言が必要なため

[参考情報]:

 ・保健師として業務経験が必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

住居は原則ホームステイの予定。