要請番号(JL24825B04)
募集終了
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ベルタ・カルデロン・ロケ病院
3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア県マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は医療教育のための病院であり、産婦人科の卒後研修、学部生の教育、一般内科の研修を行っている。また、看護学、生体分析学、理学療法学などの学生を対象とした研修や、新生児学、小児科学、病理学、麻酔学、放射線学、外科学などの専門分野での研修も担っており、国立ニカラグア自治大学(UNAN)マナグア校と連携している。同院では、カンガルー・マザー・ケアや婦人科・産科・婦人腫瘍科の患者と3歳未満の小児への専門ケア、質の高い温かみのある医療サービスを無料で提供し、女性や小児の健康状態の改善に貢献している。同国では、JICA技術協力プロジェクト「家族・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト(MOSAFC)」(2020年12月-2025年7月)が実施されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、母子保健と婦人科腫瘍治療のための国立リファレンスセンターであり、2024年の患者数は、女性134,268人(内妊婦8,848人)、腫瘍患者約24,000人、出産5,076件、同院内に設置されている青少年総合ケアセンターでは、青少年5,815人の診察が行われた。また、新生児の罹患率と死亡率の減少に貢献するため、集中治療室に入院している低出生体重児や早産児に母乳を提供することを目的に母乳バンクを2014年に開設し、現在も活用されている。その他に、27年前に青少年包括ケアセンター(CAIA)を開設し、予防と健康増進活動に関する心理・栄養・医療的ケアやリプロダクティブヘルスケアを通じて、来院する青少年を支援している。なお、2024年12月にJICA海外協力隊の保健分科会の活動として、病院見学や妊婦を対象に妊婦クラスを実施し、妊娠期の過ごし方や食事、体操について講習会を行っている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚と共に以下の活動を行う。
1. 若年層の妊娠、避妊法(LARC:Long-Acting Reversible Contraception)、性感染症予防、性と生殖に関する権利などをテーマにした保健教育を行う。
2. 妊娠中のケア、出産時のリラクゼーション法、新生児のケアについて、ワークショップ等を通して日本の知見を共有する。
3. 陣痛室・分娩室を安全な環境に整えるための支援をする。
4. 妊婦に対して母乳育児を推進するための母子保健教育を行う。
5. 患者への付き添い等を通して、患者への精神的ケアを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
所長(40代、女性、医師)、青少年センターコーディネーター(50代女性、修士)、看護副部長(50代、女性)
婦人科医4名、新生児科医5名、看護師7名、心理士1名
活動対象者: 青少年約450人、妊婦280人/月
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚も同等の学歴を有するため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必要
[参考情報]:
・リプロダクティブ・ヘルスの知識必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住居は原則ホームステイの予定。
他の医療職種の隊員と連携した活動が望まれている。
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