要請番号(JL24825B09)


・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
教育省初等教育局
3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア県マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
教育省は全国の初等・中等教育、複式教育、幼児教育、識字教育等、教育分野を統括する国の中央省庁である。配属先となる初等教育局には、2名の理科教育指導主事が在籍しており、全国教員研修(EPI)を通して、首都や地方の教育省事務所所属の指導主事、教員養成校、学校に勤務する教員を対象に、理科の指導力向上のための研修会や学校訪問を行っている。また、配属先では、各教科担当が中心となり、各教科のカリキュラムの改訂や教科書・教材の作成や改訂を行っており、同僚はその役割も担っている。なお、同配属先は、JICAの技術協力プロジェクト「初等教育算数指導力向上プロジェクト2」(2012年~2015年)の実施機関として、JICAと協力して算数の学習教材(教科書、指導書、問題集)を作成した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の初等教育では修学率が近年大きく向上しているものの、質の向上が伴わず、理科においては児童の理解度の低さが顕著である。その一因として、理科の実験の授業が適切に実施されておらず、実験器具の不足と教員の理科の実験に関する教授法の知識不足が課題となっている。同国では、理科室は学校に設置されておらず、実験器具もない。教科書も個人の教科書はなく、共用の教科書が各学校に配られているのみである。本要請は、児童の自然科学への興味・関心を高めるため、当国で入手可能な資源・器具を使った実験の授業を同僚に提案し、全国教員研修などで教員への研修を行う。JICA海外協力隊員には、同僚との学校訪問や全国教員研修、研究授業等の実施により、理科の指導法の改善や実験に関する日本の知見の共有、身近な素材を活用した実験の授業の提案が求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚とともに以下の活動を行う。
1.同僚や教育省地方支局の担当者と学校訪問を行い、授業観察を行う。
2.教員に対し、理科の授業、特に実験の教授法について助言を行う。
3.理科の全国教員研修の企画及び実施について支援をする。
4.研究授業等の実施に関する支援を行う。
5.教員の教育実践を支援する国のカリキュラムの作成について、助言する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品、技プロが作成した数学教材(教科書・指導書・問題集)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
初等教育局長:(男性、50代、経験30年)
理科科指導主事2名:(男性、30-40代)
活動対象者:
各教育事務所の指導主事、教員養成校の教員、全国の学校教員・児童
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:指導主事や教員への支援のため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・小学生理科の実験に関する知識必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住居は原則ホームステイを予定。
Ministerio de Educacion HP