2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24825B13)

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G153 音楽
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民・若者の文化会館庁

2)配属機関名(日本語)

国立交響楽団

3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア県マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国民・若者の文化会館庁は同国の芸術や文化を振興するため、音楽、舞踏、工芸等の創造活動の支援、芸術家の育成等に取り組む国の機関である。配属先は同庁に属し、1979年にキューバやヨーロッパ諸国にて音楽を学んだ若手演奏家が集まり活動を開始した国立交響楽団で、音楽の振興と普及のための活動を行っている。具体的には、国が行う文化事業への参画、芸術作品の普及、同国の地方音楽の伝承、同国作曲家の作品紹介や普及、音楽家間での情報交換や課題解決、音楽を通した文化的資産を後世につなげていくための活動を行っている。楽団は楽団長をはじめ18名の演奏者で構成され、練習は週3回行われている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の楽団長は、バイオリン奏者として楽団に入りコンサートマスターを努め、現在は首席指揮者として指揮を執り、長きにわたる経験を有している。一方、指揮法や音楽理論といった音楽家の基礎的教養が不足していることや、若手奏者の更なる演奏技術の向上を求め、本要請に至った。また、国立音楽学校においても、音楽分野での理論課程(音楽理論、音楽分析、形態論、和声等)の授業改善や助言等の活動も期待されている。2022年初代JICA海外協力隊(音楽)が派遣され、指揮者に対して指揮法のレッスンや各地で開催されるコンサートに同行しピアノの演奏を行った。また、併設する国立音楽学校の生徒に対しピアノの個人レッスンを行った。


2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚と共に以下の活動を行う
1.国立交響楽団の指揮、レパートリー選定、楽曲の分析・解釈について、首席指揮者及び副指揮者に助言を行う。
2.国立交響楽団のコンサートシーズンに合わせて、楽曲レパートリーの見直しと編成を支援する。
3.国立交響楽団の練習、リハーサル、演奏会に参加し、指揮者に対し補助・助言・支援を行う。
4.国立交響楽団の指揮を担当し、演奏会に対し楽曲の技術的・芸術的解釈について助言する。
5.国立音楽学校の上級レベルの理論科目(音楽理論、音楽分析、形態論、和声)において、指導・助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

電子ピアノ1台(YAMAHA Clavinova)、楽譜、リハーサル室、事務用品一般

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先:交響楽団長・首席指揮者(男性40代、バイオリン奏者10年・教員20年)、副団長(50代男性、バイオリン・ビオラ奏者25年)
活動対象者:団員18名(弦楽器10名、木管楽器3名、金管楽器3名、打楽器2名)、音楽学校生徒約60人

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・指揮者としての経験5年以上必ず

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居は原則ホームステイの予定。
・日本とは違う文化・習慣のある国で音楽の指導を行うため、協調性や柔軟性が必要。